6月26日に読む本は「考えて、考えて、考える」藤井聡太、丹羽宇一郎

14歳2カ月(史上最年少)で将棋棋士となった藤井聡太王位・棋聖(タイトルは2021年7月時点)。デビューから負けなしで29連勝し、連勝記録を更新した。

2017年6月26日は

藤井聡太が29連勝した日

29連勝がどれくらい凄いか?は、連勝する確率をごらんください。かなり難しいことが分かります。

藤井さんの考え方を知ることが出来る本を選びました。実業家丹羽宇一郎さんとの対談です。

「宿題をやる必要があるのか?」という中学生時代の問いかけがおもしろかったです。「授業を理解すれば、宿題をやらなくても良いのではないか」ということらしいです。

それに対して、先生は、「授業の内容を定着させるため」宿題をやることに意味がある、と。

先生の回答に納得した藤井少年は、宿題をちゃんと提出するようになったそうです。

  • 疑問をもつ
  • 相手に問うことで真意を確認する
  • 納得したら、実行する

というプロセスです。宿題をやることの意味に納得して、宿題を提出するようになったのが凄いですね。

なによりも中学校の先生が素晴らしいと思いました。

頭ごなしに「宿題やれ!」ではなくて、きちんと生徒に向き合って導いています。

こういう素晴らしい先生に出会えた藤井さんはすごく幸せですね。

5章はAIに関する内容で、

「AIの評価値が必ず正解とはかぎらない」「よいところはとりいれて活用していく」

といった話がありました。

AIを絶対的に信じるのでもなく、全否定するのでもなく、上手く付き合おうとしているみたいですね。

AIとどう共存していくか、はこれからの課題だね。藤井さんを見習わないと。




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