あらすじ
ある島に、年齢も職業もバラバラな男女8人が招待された。招待主は、オーエン夫妻。しかし、夫妻は姿を現さないまま、夕食の時間を迎える。そこで響き渡ったのは、集まった人々の「罪」を読み上げる何者かの声だった。その後、童謡に合わせた死に方で一人一人殺されていく。徐々に疑心暗鬼に陥っていく彼ら……。外界とは閉ざされた世界、クローズド・サークルで起きる事件ーー果たして真犯人は誰なのか!?
誰もがその名を聞いたことがあるといっても過言ではない「そして誰もいなくなった」は、そのストーリーの緻密さ、最後に待ち受ける衝撃の真実に度肝を抜かれます。一度読んだら忘れられない面白さですね。
次に読む本
「クローズド・サークル」と「そして○○いなくなった」繋がりで選びました。
そして誰かいなくなった(夏樹静子)
豪華クルーズ船に招待された、年齢も職業もバラバラな男女5人。オーナーはあとから乗船する予定だ。楽しいクルーズ旅行になるはずだったが、それぞれの人物の「罪」を何者かが告発し、一人、また一人と殺されていく。これは……アガサ・クリスティー作「そして誰もいなくなった」を模している!?一体犯人の目的は?クローズド・サークルと化したこの船から、無事に生きて出られるのか!?
「そして誰もいなくなった」を読んだら、ぜひとも読んでいただきたいオマージュ作。ストーリーの中には「そして誰も~」の要素がたくさんあり、ストーリーを覚えているうちに読めばより楽しめます!もちろん、こちらにも衝撃の真実が隠されていますので、ミステリーを作り上げる一つの要素である、クローズド・サークルの世界に翻弄されてください。
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