首里の馬(高山羽根子)の次に読む本

あらすじ

“遠方で孤独な業務に携わっている人とシンプルな会話をすることで相手の精神面のケアをする”という変わった仕事を持つ未名子(みなこ)。一方で未名子が暮らす沖縄の歴史を集めた資料館の手伝いをしながら静かに暮らしている。 ある台風の夜、未名子の小さな庭に一頭の馬が迷いこんでくる…。 静かな語り口だが不思議な世界観に引き込まれる作品。

次に読む本

過ぎ去りし王国の城(宮部みゆき)

親しい友人もなく残り少ない中学生活を淡々とおくる真と、家族から孤立し学校でも仲間外れにされる城田。無関係だった2人が、ある絵に出会ったことで関係がうまれ不思議な冒険が始まる。 絵画の中に入り込むというファンタジーでありながら、決して順風満帆な生活を送っているわけではないキャラクターたちの孤独や葛藤を描いた人間味のあふれる物語。

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QP

『沖縄の風土や歴史』『不思議な絵画の中での冒険』をベースに、さまざまな形の孤独が両作品の重要なテーマになっていると思う。 孤独を自覚しながらも登場人物が外界との繋がりを大切にしていたり、不思議な世界観ながら歴史的史実やどこにでも起こりうる時事問題など考えさせられる点が共通していたり。新しい世界を切り開くためにどちらも馬が登場するのも面白い。

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この記事を書いた人

QP

本と酒と睡眠が大好物。 休日は主に読書からの脳内旅行へトリップしてます。

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