俵万智さんが20代のときに出版された歌集に、サラダ記念日があります。
7月6日は
サラダ記念日(サラダを食べて、いいねと言われた日)
有名な表題作「サラダ記念日」で、7月6日がサラダ記念日になっています。
実際には、7月6日ではなかったそうです。
俵万智さん本人が、ツイッターでサラダ記念日について語っていたので、一部引用します。
日付を選ぶときに、音を考える、というのが、さすが詩人ですね。思いつかなかった。
当メディアとしては、何でもなかった日を記念日にしてもらえたのは嬉しいですね。7月6日に読む本の記事が書けます。
恋愛の歌が多い
恋愛の歌が多くあります。サラダ記念日、カンチューハイ、寒いね、などが有名ですね。
「駅に一分早く着き、君のことを一分考える」といった短歌など、一見するとなにげない日常を上手く詠み込んでいるのが見事ですね。
この本の影響で、「〇〇記念日」が増えた、とも言われています。
「短歌」というと、古典のイメージが強かったのですが、サラダ記念日を読むと、そのイメージが覆されます。話し言葉、くだけた言い回しなどが、短歌の中で当たり前のように使われています。
読みやすく、語感も良いこともあって、いくつかの短歌は記憶に残っています。多くの人に親しまれただけはありますね。未来では、きっとこの作品が古典として読まれるのでしょう。
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