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1月2日に読む本は、風が強く吹いている(三浦しをん)

東京から箱根までの約100kmをタスキをつなぐ箱根駅伝。毎年1月2日と1月3日に行われています。

1月2日は

毎年、箱根駅伝が開催される日。(翌1月3日まで)

「風が強く吹いている」は、長距離走の部員わずか10人の弱小陸上部が、箱根駅伝を目指す青春ストーリーです。

カケル(蔵原走)は、高校時代に監督とケンカし、暴行した過去がある。とはいえ走ることは好きだ。ハイジ(清瀬灰二)が箱根を目指す、と宣言したとき、無謀すぎると思ったこともある。また実際に練習を始めてからも、他のメンバーに対して「こんな甘いことで箱根が目指せるのか?」と突っかかることも。

箱根に出るには、予選会で良い成績を出さなければならない。さらに、予選会に出るためには一定以上の公式記録(5,000メートル17分)がなければならない。

弱小陸上部のメンバーたちがハードルを一つずつ乗り越えて、箱根参加を勝ち取る。

そして、いよいよ本番。箱根駅伝当日。果たして結果は、、、。

ハイジが怪我を隠そうとしていたり、箱根駅伝に出る大変さを知っているからこそカケルが他のメンバーと対立したり、とあるあるっぽい展開が多いですが、メンバーの特性などを上手く描いていて、読みやすくおもしろかったです。

テレビを見るだけではなかなか分からないですが、駅伝の奥深さを知ることができると思います。

映画化もされている

ハイジを小出恵介が、カケルを林遣都が演じています。竹青荘がイメージ通りで、マンガだらけの部屋まで映像できちんと描かれているのには驚きました。

映画を見てから小説を読むのもよいかもしれませんね。

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ブックレコメンド編集部

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