あらすじ
1日24時間は誰にでも平等に1,440分です。1,440分の1%である15分で人生を好転させる本の読み方を紹介しています。
具体的な読書術の基本メソッドは以下の6つです。
1.目的を定義する。
2.目次を開き予測する。
3.気になるページを飛ばし読みする。
4.目的の箇所を読み込む。
5.言葉を置き換える。
6.想起し、考えながら休憩する。
この6つの方法を1日15分続けるというものです。漠然と読書を頑張りましょうという精神論はなく、著者が10年間継続することができた具体的かつ簡単なルールが掲載されています。この本は全4章で構成されていて、第1章では著者が読むだけで感じることができた「6つの読書の恩恵」、第2章では100冊以上の読書術本を読んだ著者が伝える「読書効率を最大化する7つの読書術」、第3章では最もポイントとなる「1%読書術」、第4章では1%読書術を日々の習慣に取り入れるコツを伝えています。読書は楽しむものということを改めて伝えています。
私は比較的読書が好きで本を読むことが多いのですが、読んだ知識が活かされている感覚があまりありませんでした。
読書をしてしばらくすると忘れてしまっているのです。理由としては上記の6つのメソッドのうち「5.言葉を置き換える。」と「6.想起し、考えながら休憩する。」の2つが実践できていなかったと思います。
せっかく自分の為になりそうな本を読んでも自分の知識にならないことは非常にもったいないので、自分の言葉に置き換えて、自分の知識として役立てたいと思いました。知識に定着させるためにはブログやメルマガなどにアウトプットしたり、読んだ内容を他人に話すことなども有効だと感じました。
向いている人:
・読書は大切と思いながらなかなか習慣化できない人
・時間を効率的に使い、読書をしたい人
次に読む本
人生を変えるアウトプット術 〜インプットを結果に直結させる72の方法〜(千田琢哉)
学生や社会人になると結果が全てとよく言われますが、他人が結果を判断するためには、わかりやくアウトプットすることが大切です。特に結果を出す人に共通することがインプットよりもアウトプットを優先するということです。インプットすることはアウトプットするための前提条件なので、インプットして満足してはいけないのです。
失敗を恐れて行動しないよりも、失敗してもいいからまずは仮設を立てて行動し、失敗したら原因を検証し再度チャレンジする仕組みを作りアウトプットしていくことで他者と大きな差をつけることができます。
読書をして「これはいい。」「自分もやってみよう。」と思ったらとりあえず試してみよう。10個試して1個でも続けることができれば人生は変わると著者は述べています。自分には何が向いているかわからない場合が多いので、気になることややってみたいと感じたときは是非行動してみましょう。
今までは漠然とアウトプットが大切ということは思っていましたが、この本を読んでアウトプットの大切さと具体的にどのようにアウトプットすればよいかがわかりました。
特にブログやメルマガ、twitterのどれかを始めて自分の考えを伝えることで、他者から何かしらの反応が得られるということに共感しましたので、早速本の感想をアウトプットすることを行ってみました。私は読書が好きなのですが、読んだだけよりも誰かに内容を話したり、感想を書くつもりで本を読むと理解も深まると思うので、本を読んだ際は、レコメンドを継続したいと思います。
向いている人:
・アウトプットをしたいが具体的に何をしてよいかわからない人
・インプットをアウトプットに直結したいと考えている人
おススメポイント
多くの本を読んでも本から得た知識を定着させずに忘れてしまうのはとてももったいないです。「1%読書術」では読書するメリットや効率よく読書をすることができる方法を学ぶことができました。せっかく読んだ本の内容を定着させる方法を探していたところ、「人生を変えるアウトプット術」に出会いました。読むことでアウトプットする具体的かつ継続できる方法をわかりやく理解することができました。ブログやtwitter、メルマガなどを使ってアウトプットし続けたり、他人に読んだ本の内容を伝えると自分の理解が深まりますので、是非実践していきたいと思いました。
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