星の子(今村夏子)の次に読む本は、「超常現象」を本気で科学する(石川幹人)

あらすじ

病弱なちひろ(主人公)の両親は、ちひろの治療のためにありとあらゆる手段を試す。行き着いたのは怪しげな宗教。「金星のめぐみ」と名付けられた水が効くらしい。

両親は信者となり、不思議な振る舞いを見せる。両親の振る舞いのせいで、ちひろは周囲から避けられることも。

宗教団体の旅行に、ちひろは両親と参加する。夜、両親と3人でさがす流れ星。

mizuno
水野

「星の子」では、新興宗教を信じる両親よりも、南先生のほうが不気味に感じました。

信じたくなる、という気持ちはよくわかったので。

次に読む本

mizuno
水野

「星の子」で出てきた「金星のめぐみ」、客観的には単なる水でした。しかし、「信じる」ことには意義がある、という視点を与えてくれました。

次に読む本では、「信じる」という観点を検証している本を選びました。

「超常現象」を本気で科学する(石川幹人)

幽霊・テレパシー・予知・お守りの効果・幽体離脱、などの現象について、厳密に調査しよう、という試みの本です。

実在するのかどうか?という観点に限定せず、意味があるかどうか?という観点で考えよう、するのが興味深いです。

例えば、「精霊が見ている」と思うことにより、他の人が見ていない状態でズル(ゲームでルール違反する)が少なくなる、などは精霊のような存在を考えることに意味がある、といえそうです。

mizuno
水野

「超常現象」を本気で科学する、は、2014年発行の古い本ではありますが、「精霊が見ている」という考えの所が印象に残っています。

自分にとって、見えない/感じないものであっても、物理的には存在しないかもしれないものでも、そういったものについて考えることに価値がある、という見方。この見方を学ぶことができたのは大きな収穫です。




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