星の子の次に読む本

星の子(今村夏子)の次に読む本

あらすじ

両親の愛情をたっぷり受け育ったちひろ。赤ん坊の頃病弱だったちひろに悩んだ両親はやがて”あやしげな宗教”にハマってゆく。 学校で浮いてしまったり、悲しい恋も経験するが、愛する両親の信仰を否定するでもなく両親ほど盲信するでもなくありのままに受け止めるちひろ。 終盤、両親と星を見ながらのやりとりはやや切なくなるが、ちひろ自身の成長や力強さを感じる印象的なラストになっている。

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“人を癒すお茶”作りの名人だったおばあちゃんと二人っきりで山小屋で暮らしていた雫石(しずくいし)が山を降りることになったのは18才のとき。 おばあちゃんの愛情と、山しか知らなかった雫石は、漢方薬屋受付を経て、占い師のアシスタントという職業を手に入れる。 最後は衝撃的な事件により物理的なものをほとんど失ってしまう雫石だが、山を降りたからこそ今はひとりぼっちじゃないということを実感する。

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QP

ちひろと雫石はとてもよく似ていると感じます。家族の愛に満たされていること、数は少ないがまっすぐ向き合ってくれる友人がいること、宗教や自然信仰、スピリチュアルなパワーを少なくとも本人たちは真剣に信じていること。家族に愛されて育った人特有の人たらしの要素もあるのに、本人たちは生きにくさの方が強く感じる世の中なのかもしれない。小さく平和な世界から一人で歩きはじめた雫石は数年後のちひろのようだと感じたので選びました。


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