いつまで英語から逃げてるの? 英語の多動力New Version: 君の未来を変える英語のはなし(堀江貴文)の次に読む本は

あらすじ

英語を学習するにあたっての偏見や阻害要因を取り払い、どのように英語を習得すべきかを示している著書となります。著書には英語学習に対する堀江氏本人の考え方だけでなく、村上憲郎氏(元Google日本法人名誉会長)など、英語を習得した著名人の方々のインタビュー記事が記載されております。

同書におけるポイントを3点記載いたします。

①世界の捉え方に対する偏見と英語学習の必要性の高まり
今の世界は日本とアメリカとイギリスと中国と….といった、多数の国ごとの集まりではなく、その境界が徐々に消失しつつあるそうです。
その境界が消失しつつある世界において日本語に固執し続けることは、同じ世界における他国の人々とコミュニケーションを図れないことを意味し、ビジネスや自己実現におけるメリットの享受ができないことを示唆しています。

②英語学習に対する最も大きな阻害要因とは?
英語学習に対する最も大きな阻害要因は「現状の英語レベルの低さ」ではなく「学習をしないための言い訳」であるそうです。
この言い訳は「時間がない」「モチベーションが続かない」などといった、単純かつ無数に存在するものであることを示した上で、なぜこれが最も大きな阻害要因になるのかを説明しています。

③英語を習得するために知っておくべきこととは?
英語は「学習が楽しくなければ習得できない」「目標がなければ習得ができない」ものであることを示しつつ、具体的な手法を交えて目標設定やモチベーション維持のノウハウを示しています。

英語を習得してたいと考えている人のほとんどは「英語を習得したい」より「英語を習得することにより〇〇がしたい・できるようになりたい」と考えているのにも関わらず、それが言語化できていないことが、学習の阻害要因になっているのではないかと、内省をするきっかけになりました。

では、英語へのニーズが高まった社会において、具体的にどのようにして目標を設定し学習を継続していくべきかを考えるためのヒントを得るために、以下の本をおすすめします。

次に読む本

モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書(尾原和啓)

現代のビジネスマンが働く上でのモチベーションとその向上・継続に対する考え方やのノウハウを提示した書籍となっています。

こちらも、同書におけるポイントを3点記載いたします。

①「乾いている世代」と「乾けない世代」とは?
以下のように30代を境に世代は二分され、働き方に対する価値観が全く異なるそうです。
・30代以降の「乾いている世代」
自己成長と社会貢献がつながっており、国や社会が決めた目標に向かって邁進することが当たり前の働き方とされている世代
・それ以降の「乾けない世代」
”いくら稼げるか”より”仕事に夢中になって時間を忘れてしまうこと”に喜びを感じる世代であり、自らの偏愛の対象に従った働き方に重きを置く世代であるとされている

②VUCAの時代においてビジネスで成功を掴むには?
VUCAの時代において、自身の好き嫌いや得意不得意に関わらず、移り変わる世の中のニーズを的確に把握し、マルチに対応していくことは難しいことを提示しています。
そのような時代においては、自らの好きなもの、得意なこと(偏愛の対象)を極め、さまざまな強みを持った人物が協力しあってビジネスを行なっていくことが必要であるとそうです。

③働くための目標設定やモチベーションについて
VUCAの時代では世の中のニーズは迅速に変化するので、ビジネスを成功させる上で伸ばすべき能力は、社会や国が定義するものではなく、自らの”好き”や”得意”に従ったものとするべきだそうです。偏愛対象はオリジナリティを持っているため、能力を伸ばす最初の段階では孤独を感じるかもしれませんが、VUCAの時代においてはむしろ求めらるスキルであるそうです。

昭和の時代と働き方に対する価値観が異なっていることは漠然と理解していたものの、どのように違うのかが具体的にクリアになりました。ビジネスという枠だけでなく、人生における自己実現においても、VUCAの時代・社会においてはオリジナリティが求められる時代ですので、その成功に向けた目標設定・モチベーション継続は英語学習にも通ずるところがあるのではないかと感じました。

おススメポイント

現代の世界の境界や社会的ニーズの変化に対する正しい考え方を知らなければ、英語学習においても働き方においても、正しい目標設定やモチベーション継続ができないことが理解できました。

「英語を習得したい」「モチベーション高く仕事したい」となんとなく感じてはいるものの、実際にあと一歩が踏み出せない、そんな多くの方々におすすめです。


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