あらすじ
芸能人である田村さんの周辺にはコミュ力の高い人が多いと言う。
その人たちを観察すると、特別なことはやっていないが基本となることは徹底的に行っているようだ。
さて、それはなにか?決して難しいことではないが知っていると知らないでは大違い。
家族や友人との関係を含めたこれまでの人生を語り、温かいメッセージで綴る1冊!
本書の真髄は、終盤で記載されている「夢を叶えるための一番の方法」ではないだろうか。
田村さんも同感したからこそ、植松努さんの言葉が紹介されていると思うがコミュ力が生き方につながってくる。
コミュニケーションに自信がある人も、現時点でそう思えない人も、田村さんの顔を思い浮かべて読んで欲しい。
きっと、声、言葉、振る舞い、そして笑顔が変わっていくはずだから。
次に読む本
「102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方」著者:石井哲代
広島の山あいの町で暮らす石井哲代さん。日々を楽しく過ごすように、自らご機嫌を取りながら過ごす様子が多くのの写真と健康を維持するレシピともに紹介。
長年、教員をしながらの畑仕事や義理の両親との苦労もたくさんあっただろうが、日々の暮らしと心の持ち様でご機嫌に変える姿(同じ「ない」でも笑いに変えるお茶目っぷり)に感銘を受けた。
哲代おばあちゃんの紹介だけでなく、ご親戚などの関係者、入院中や家の写真など公開していることに驚いたが、中国新聞で取材されたお2人とのコミュニケーションがあったからだと思う。
おススメポイント
「超コミュ力」の感想を「コミュ力が生き方につながってくる」と書いたが、まさにこのようになりたいという生き方を示してくれる本。
なんと言っても笑顔が素晴らしい哲代おばあちゃん。
102歳という年齢にもかかわらず、食事など自分でできることはなるべく行う。
もちろん人に頼ることはあるが、感謝の気持ちを忘れない。
卓越した大御所の姿を目にすると、「コミュ力」の意識はさらに高まることだろう。
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