老舗書店「有隣堂」が作る企業YouTubeの世界〜「チャンネル登録」すら知らなかった社員が登録者数20万人に育てるまで〜(有隣堂 YouTube チーム)の次に読む本は

あらすじ

神奈川県を中心に展開する明治42(190g)年創業の老舗書店「有隣堂」。
そんな有勝堂の企業公式YouTubeチャンネル「有勝堂しか知らない世界」が待望の書籍化!
「有堂しか知らない様々な世界を、スタッフが愛を込めてお伝えする」をコンセプトにした同チャンネルは、有隣堂社員や社外ゲストによる熱のこもった商品のプレゼンと、MCであるR.B.ブッコローの「正直すぎる」
感想が評判となり、開設約2年半で登録者数20万人を超える人気チャンネルに成長。
チャンネル名は「ゆうせか」、ファンは「ゆーりんちー」という愛称で親しまれています。
「書店なのに本を売る気がなくて心配」
「MCキャラクターが正直すぎて面白い」
「出てくる社員のクセが強すぎる」
などと評されることの多い人気チャンネルはどのようにして生まれたのか?
本書は、その裏側について制作チーム自らが語るビジネス書です。

語り手は、制作チームのひとりであり、生配信など動画にも出演している有隣堂広報マーケティング部の渡邉郁氏。登録者数や再生回数が全く伸びなかったチャンネル開設当初の話から、チャンネルリニューアルの決断、失敗してしまった動画企画など、現在に至るまでの紆余曲折について余すところなく語っています。

そのほかにも、動画出演者の皆さんや、MCのブッコロー、プロデューサーのハヤシユタカ氏、松信健太郎社長のインタビューも掲載しており、「ゆうせか」ファンの方はもちろん、企業SNSを運営している広報担当者
や、企画プランナー、オウンドメディアに関心のある方にも参考になる一冊になっています。

マサ

昨今増加している、企業によるオウンドメディアの発足から発展に至る過程が詳細にわかり、企業だけでなく
個人のSNS運営のヒントが満載となっております。
さらにそこからYouTubeチャンネルへと誘導するという一種の離れ業まで成し遂げるというかなり面白い発展性も持ち合わせています。
とにかく、あらゆる方に一度「見て」頂きたいです!

本だけでなくチャンネルの方も(笑)

次に読む本

遅いインターネット(宇野常寛)

インターネットによって失った未来をインターネットによって取り戻す

インターネットは世の中の「速度」を決定的に上げた。しかしその弊害がさまざまな場面で現出している。世界の分断、排外主義の台頭、そしてポピュリズムによる民主主義の暴走は、「速すぎるインターネット」がもたらすそれの典型例だ。インターネットによって本来辿り着くべきだった未来を取り戻すには、今何が必要なのか。気鋭の評論家が提言する。

マサ

正直文章量が多過ぎて私には読みづらいです(笑)

しかしこれこそが「速さ」に対して問題提起をしている著者の精神なのだと思いました。
なので私は流し読みをしましたが、著者に共感する方はしっかり深読みして著者のクラウドファンディングに参加すればいいと思います。

読みづらいと思う方でも、もしかしたら一周回って素敵と思う様になるかも知れません(笑)

おススメポイント

マサ

共通項はズバリ「インターネット」。
そしてインターネットでビジネス展開をしている所も共通しています。

その一方、『老舗書店「有隣堂」が作る企業YouTubeの世界』は写真を積極的に使って読みやすくしているのに対し『遅いインターネット』は行間もあまり開けず文章詰め込みの製法をとっており、かなり正反対な性格を持っております。

人付き合いと同じように多様性を理解するという観点で両方を読んでみると面白いと思います。




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