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『言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える』 樺沢紫苑著の次に読む本は、『運動脳』 アンデシュ・ハンセン著(御舩由美子訳)

あらすじ

著者の精神科医としての30年の経験と、ユーチューバーとして4,000以上の悩み相談に答えてきた実績の集大成としての究極の「悩み」解消本、ということで、メインタイトルは言語化についてですが、1冊丸々「悩み」について語られています。悩みとは何か、から始まり、どんな種類、どんな特徴があるのか、その分析方法など、解決法に至る手前にもかなりページが割かれています。また、メインとなる悩みの解決法はもちろんのこと、悩みを増やさないためにはどうしたらいいか、という悩むことに対する予防法に至るまで全部で300ページ超の大ボリュームとなっています。ただ、まとめや図解、偉人の格言などが随所に散りばめられているため、分厚い本を読むのが苦手な方でもしっかり内容が理解できる構成になっており心強いです。

FuSa

著者がこれまでに向き合ってきたあらゆる悩みの解決についてのエッセンスがこれでもかと盛り込まれているので、この先自分がどんな悩みにぶつかっても何かしらの解決のヒントがこの本のどこかに書かれているだろう、手元に置いておきたい1冊です。

次に読む本

『運動脳』 アンデシュ・ハンセン著(御舩由美子訳)

2021年一番売れた本、『スマホ脳』著者の本です。精神科医としてベストな処方、それは「運動」であると言い切り、「歩く・走る」ことによって学力、集中力、記憶力、意欲、創造性といったあらゆる認知機能が向上することを、最新のエビデンスを著者の知的興奮とともにこれでもかと凝縮して解説しています。

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運動が身体の健康だけでなく脳にも良い影響を与えるのだ、という膨大なエビデンスを著者の興奮とともに浴びると、一に運動二に運動、三四が運動、五に運動、という気持ちになります。

おススメポイント

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樺沢氏の著書『言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える』には悩みの解決法と併せて、悩みを抱えすぎないための予防策も書かれています。規則正しい生活と、適度な運動、デジタルに触れすぎないことを挙げており、デジタルに関するおすすめの著書として『スマホ脳』を紹介しています。『運動脳』は、著者の出身国スウェーデンでは『スマホ脳』より読まれたヒット作であり、樺沢氏が提唱する予防策のうち適度な運動に関して説得力のあるエビデンスを示して紹介しています。併せて読んで実践することで、2023年はさまざまな悩みを解消しながら心身共に健やかな自分を目指すのも良いのではないでしょうか。

この記事を書いた人

FuSa

FuSa

30代後半♀
基礎研究ポスドク(神経科学)→製薬会社学術部
読書はエッセイ、ノンフィクション、小説、ビジネス書、などなど、雑食です

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