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ベートーヴェンの捏造(かげはら史帆)の次に読む本は

あらすじ

1977年、聴覚を失ったベートーヴェンがコミュニケーションを取るために使っていた雑談用のノートに関する衝撃的な発表を行った。
会話帳に、ベートーヴェンの死後、故意に言葉が書き足されている形跡を発見したという。
犯人は、ベートーヴェンの秘書、アントン・フェリックス・シンドラー。ベートーヴェンに最も貢献的に仕え、「無給の秘書」として知られた人物であった。

しゃ
しゃ

あの言葉が生まれたのはこんな背景があったのか、と驚きの連続でした。なぜシンドラーは捏造をしたのか、ベートーヴェンへの思いとは?散らばった伏線が最後につながる様子はとても面白かったです。

次に読む本

フレデリック・ショパン その情熱と悲哀(フランツ・リスト)

フレデリック・ショパンの死後から一年後、フランツ・リストにより綴られたフレデリック・ショパンの伝記。リストの賛美眼、私的な言葉でショパンの作品や性格、交友関係から最後の様子などあふれる情熱に乗せて書かれた作品。

しゃ
しゃ

ショパンについての知識が増えてとても勉強になりました。
読み終えた後、ショパンやリストの作品を聴いてみて、普段とは違った視点から楽しむことができました。

おススメポイント

しゃ
しゃ

ベートーヴェンの捏造
シンドラーが会話帳の改竄やエピソードの捏造を行う背景が現代の音楽業界風に描かれているところです。

フレデリック・ショパン その情熱と悲哀
現代に生きる人によって書かれたのではなく、同じ時代、同じ作曲家、友人として関わってきたリストによって書かれた作品なので、一風変わった内容になっているところ。

しゃ
しゃ

ベートーヴェン、ショパンの二人の作曲家を他者の視点から描いている作品です。秘書をしていたシンドラーから見たベートーヴェン、大作曲家であり、本の著者でもあるフランツ・リストから見たショパン。二冊とも曲想につながる性格から、意外な一面まで細かく描かれています。

この記事を書いた人

しゃ

しゃ

そこら辺にいる読書と音楽が好きな人です。

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