あらすじ
起業とはリスクを取って、挑戦して成功した者が優秀な経営者というイメージが私たちのもつ起業家ですが、この本は会社員として仕事をしつつ副業として極力リスクを取らず、自分のスキルや得意なことを武器に起業する週末起業が前半のテーマであり、会社員と週末起業家のメリット、デメリット会社員ではなく起業家として生きていくタイミングなど起業や副業を考えている人が多いこの時代にピッタリの本です。
自分の価値の棚卸し、ホリエモンも認める起業家の4原則、24時間365日自動的に売れる仕組やSNSなどのツールの活用方法、ブログなどの集客力文章力のライティングスキル等、自分のやり方に行き詰っている人の参考書になると思います。
コロナウィルスをきっかけに副業や起業などに関心が集まる中、自分の好きを仕事に出来る副業や起業しようと考えている人にはお勧めの本です。まずは週末起業で経験値を貯め、自分のスキルや価値を見出してこの本を参考書としてこれからの変化の激しい時代を生き抜いて行こうと思いました。少しでも興味を持って読んで頂けたら幸いです。
次に読む本
ライフピポット 黒田 悠介
人生100年時代と言われ、終身雇用の崩壊、AI化により激変していくであろうこれからの時代に備えて組織に依存するだけではなく、本業と副業をバスケットボールのピポットのように軸足を変えて本業と副業のバランスを変えて自分の生き方やキャリアプランを調整するなど変化の激しいこの時代の生きる指標となる本だと思います。
簡単に紹介します。
ライフピポットの3つの蓄積
1 価値を提供出来るスキルセット 2 広く多様な人的ネットワーク 3 経験によるリアルな自己理解
ライフピポットの3つの欠如
1 お金がない 2 理解がない 3 時間がない
読めば必ず納得いく内容だと思います。自分のスキルや得意な事で仕事を楽しくしたい。ミハイ・チクセントミハイが提唱したフローは目の前の事に没頭して楽しむ状態を皆さんも経験あると思います価値を見出せずにやらされている仕事と副業でやりたくてやっている仕事。圧倒的に後者のやりたくてやっている副業のほうが質も持続時間も歴然です。
この本を読んであなたも自分のキャリアプランやマインドセットを見直してみませんか?
この本は正直即効性はありませんが、これからの仕事の考え方、副業は何をすればいいのかかなり自分に影響を与えてくれた本です。これからの時代に組織に依存していたら職種によってはAI化で仕事が無くなったりAI化により大企業と中小企業の雇用格差がかなり広がるのではないかと私は考えています。転職や副業など自分の視野を広げてVUCAの時代を生き抜いて行こうと思いました。少しでもこの本に興味を持ち、読んで頂けたら幸いです。
2冊とも副業や起業にフォーカスしており、リスクをとらない起業術は具体的なメソッドや売り上げの伸ばし方などがメインに対してライフピポットはこれからの時代を生き抜く考え方などマインドセットや具体的な副業の種類などが中心となっており、どちらもこれからの時代に生き抜く参考書となる2冊だと思います。
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