あらすじ
日本の大企業、メガバンクを舞台に繰り広げられるストーリー。次々におこる難題に立ち向かうサラリーマン、半沢直樹。正義のために戦い、毎回、絶体絶命と思われる窮地に陥るが、必ずピンチを脱する。相手の謝罪をビクトリーポイントに、ゲームを勝ち抜くヒーローだ。
イルカ
テレビのドラマは、過剰な演出で好き嫌いが分かれますが、小説は純粋にストーリーが楽しめて痛快です。
次に読む本
「沈まぬ太陽」シリーズ(山崎豊子)
「沈まぬ太陽」は、繰り返し行った取材をベースに再構成したフィクション。一国を代表する航空会社が舞台だ。35年経った今でも、謎の多い日航機墜落事件も大きなテーマの一つ。
イルカ
事実は小説よりも奇なり。次にどうなるかるか、先の展開が読めずにハラハラドキドキします。勝ちがまったく保障されていなくても、屈することなく信念をつらぬく主人公。超リアルなサラリーマン社会で、生きぬく勇気を与えられます。
イルカ
「半沢直樹」は文句なく面白い。どんな状況でも勝ちをとる爽快感はたまりませんが、必ず勝つとわかっているヒーローゲームには少々飽きがきます。そんなときに読みたいのが、同じく大企業の組織と会社員の対峙を描いた「沈まぬ太陽」です。「半沢直樹」が飲んですっきりする炭酸飲料なら、「沈まぬ太陽」は力のでる栄養ドリンクです。
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