当サイトでは、アフィリエイト広告を利用しています

坊っちゃん(夏目漱石)の次に読む本

あらすじ

坊っちゃんは、善悪の区別をしっかりとつけられる、真っ直ぐな男だった。無鉄砲で真っ直ぐな彼は、中学校の教師になる。そこには悪を善にしてしまう嫌な先輩教師がいて、そういうことが許せない彼は同僚教師とともに懲らしめることに……。正義を貫く痛快な文学作品。

松波慶次

今作は学校が舞台ですが、人間社会で生きているうちは、人間関係から逃れることはできません。真っ直ぐな坊っちゃんは周りと衝突しながら、意志を貫いていきます。気持ちがすっきりする、面白い作品です。

次に読む本

空飛ぶタイヤ(池井戸潤)

赤松運送のトラックのタイヤが外れ、歩行者に当たり死亡させてしまった。整備不良が疑わられたが、社長の赤松徳郎は自社の整備に自信があったためそれを認めず、トラックの部品に欠陥があったのではと疑う。遺族や警察から追及されながら正義を貫き、トラックの製造元であるホープ自動車に挑んでいく。

松波慶次

″正義を貫く″という繋がりで選びました。どちらも″悪に屈さない″、″悪いことは悪い″という気持ちで襲いかかる理不尽に抗っていくので、読後感はすっきり晴々となります。また、人間の心や社会を顕著に表しているので、考えさせられる部分もあります。とても面白い作品ですので、時代の古きから新しきへのこの順番でぜひお読みください。

この記事を書いた人

松波慶次

松波慶次

無名小説家。「好き」を仕事にするため安定した職業を放棄し、プロの小説家を目指す。 2018年11月に著書1冊目「自殺考察」を全国出版。他kindle書籍もあり。 「読書は楽しい」という輪を、広げていきたいと思います。

  • ブックマーク

この記事を応援する

1日550円(消費税込)で、この記事をトップページで掲載し、目立たせることができます。広告費の一部は、レコメンド記事執筆報酬に割り当てられます。