キリン解剖記

キリン解剖記(郡司芽久)の次に読む本

あらすじ

大学に入学直後、動物解剖学講座があると知り、子供の頃キリンが好きだったと思い出した著者。1年生のときからクリスマスも正月もそっちのけでキリンの解剖学研究に打ち込み、キリンが高い木から足元の水まで長い首を動かすことができる骨格・筋肉の秘密を解明した。

「解剖」「遺体」といった不穏な言葉が飛び交いながらも、ユーモラスかつ真摯な文章であり、キリンだけでなく動物解剖学者の「生態」も知ることができて面白い。

次に読む本

世界を変えた50人の女性科学者たち(レイチェル・イグノトフスキー)

マリー・キュリー、レイチェル・カーソンをはじめ、科学や工学の分野で世界を変えた50人の女性たち。

  • 蝶や蛾の変態を観察しイラストに残した生物学者、マリア・ジビーラ・メーリアン。
  • 銀河に暗黒物質が存在することを示した天文学者、ヴェラ・ルービン。
  • 月面探査機アポロの飛行軌道を計算した数学者、キャサリン・ジョンソン。

学界における女性差別、愛する夫との共同研究。彼女たちの人生と功績を、カラフルでポップなイラスト仕立てで紹介。

女性科学者、いわゆる「リケジョ」です。女性らしい感性や粘り強さで、科学・工学の分野を切り拓き、新しい発見・発明を掴み取った彼女たちに敬服させられ、また一介の理系エンジニアとしては勇気づけられます。


コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA