あらすじ
繭子と郁絵は妊婦時代に知り合ったママ友同士。 繭子は出産直後の我が子を見て「こんな小さい子を育てることができるのか・・・」と不安に思った。隣には郁絵の子がいて、その子の方が大きくてしっかりと元気に育ちそう・・・ そして、ふとみると子供の足についているタグが外れていた
繭子は自らの手で自分の子と郁絵の子を入れ替えた
この事実を知っているのは繭子だけ。 郁絵にバレないだろうか・・・ 誰かに気づかれないだろうか・・・ その後に何度もある「引き返すチャンス」を逃し続けてしまう それから繭子はドキドキしながら日々を過ごすことになった。
次に読む本
罪の余白(芦沢央)
主人公(安藤)の娘(加奈)が学校の4階から身を投げ死亡した。
安藤は生きる希望を失ってしまった。 そのころ加奈の死亡で焦っている二人がいた 加奈をいじめていた咲と真帆だった。 二人は加奈をいじめており、学校のベランダから転落した原因を作っていた 咲は芸能界入りを目指しておりプライドも高い。 だから、この事実は絶対にバレてはいけないのだ。
咲は加奈が日記をつけていることを思い出し、加奈の父親(安藤)がどこまで知っているのかを判断するために、お焼香を上げに安藤の家まで行く。 そこで安藤から「日記があるかもしれない。でもうまく開けないんだ。見てくれないか?」と加奈はパソコンを開くことになる。 そこで日記が見つかり安藤は加奈がいじめを受けていたことを知る(咲の目の前で) 安藤は血走った目で「許せない」繰り返す・・・
どちらも芦沢央さんの作品です。そして、どちらの話も主人公の嫌な「ハラハラドキドキ」を読者も一緒に味わうことが出来ます。 この2冊を読むことで芦沢央さんの良さが分かり他の本にも興味を抱けると思います。
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