どちらの作品も、舞台となるお店は脇役。お店を訪れるお客が主役のお話です。
あらすじ
喫茶店フニクリフニクラでは、タイムトラベルできるという噂がある。ただし、タイムトラベルにはいくつかの条件がある。
■ 喫茶店の中にタイムトラベルする
■ コーヒーが冷めるまでに元の世界に戻らなければならない
■ 過去に戻っても、現実を変えられるわけではない
それでも、わずかな時間だけでも過去に遡ることを決めた四人のお話。
次に読む本
水野
ファンタジックなお店が舞台で、ほっこりするお話という繋がりで選びました。
ありえないほどうるさいオルゴール店(瀧羽麻子)
北の町にあるオルゴール店の主人は、お客の心に流れる曲を聴き取り、オルゴールを作ってくれます。
■ 耳の聞こえない男の子
■ バンドをやっている少女たち
■ 老夫婦
など、このオルゴール店を訪れたお客がメインになる短編連作集です。音楽が繋ぐ、人と人。
水野
一話目「よりみち」が私のお気に入りです。
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