インターネット上の小説投稿サイトに投稿された小説。主人公が春樹(ハルキ)、ヒロインが桜良(サクラ)と、どちらも春の木を示す名前になっている。
あらすじ
桜良は不治の病だった。しかし桜良の友達にカミングアウトしていない。主人公「志賀春樹」は、病院でふと同級生の山内桜良の日記「共病文庫」を読んで、その秘密を知ってしまう。そこから主人公と桜良との交流が始まる。
泊りがけで旅行したり、桜良が入院するとお見舞にいったりと、傍から見ると交際しているかのような二人。桜良が退院する日、二人は喫茶店で待ち合わせするが、桜良は現れなかった。
水野
まさかの幕切れで、凄く驚きました。
一日一日を大切に生きていくように心がけるようになりました。
水野
君の膵臓を食べたいのアニメ映画で、主人公が読んでいた本、気になりますね。
次に読む本
やがて海へと届く(彩瀬まる)
主人公の友人すみれは、震災の前日に旅行に出かけ、行方不明となった。3年という時が経過し、友人の家族・恋人も区切りをつける。しかし、主人公真奈は、まだ受け入れることができないでいた。
真奈の視点、すみれの視点で交互に物語が進んでいく。二人はどんな道を歩いていくのか。
水野
キミスイと同じく、大事な人と死別する(した)お話ですが、切ないだけでなく、未来を歩んでいく希望も得られる、そんなお話です。
コメントを残す