1月1日に読む本は「鉄道が変えた社寺参詣」平山昇

1月1日は

初詣に出かける日

1月1日に、初詣に出かける人は多いだろう。日本の伝統行事のような印象があるかもしれない。しかし、初詣が一般的になったのは、鉄道(東海道本線)が開通してからだ。川崎大師(神奈川県川崎市)への参拝が便利になったことがきっかけだ。

俳句でも「初詣」は昔は詠まれていなかった、と。現在は、「初詣」は新年の季語となっている。

鉄道が開通したことで、行楽の一環としての初詣、という形が増えていった。開通した直後は列車に乗ること自体が貴重な体験だったのだろう。そこから初詣が習慣化した。

鉄道会社が割引切符や臨時列車で初詣をアピールして定着していった、というのが興味深かったです。

初詣は「昔からの伝統」だと思っていました。この本で初詣が広まる過程を知ることが出来てよかったです。

今年の初詣は伊勢神宮に参拝してきました。「鉄道が変えた社寺参詣」で鉄道会社の施策が載っていたように、近畿日本鉄道では初詣用の企画きっぷが用意されていました。

江戸時代とかなら、伊勢神宮へ参拝するには、自分の足で移動するわけで、何十日とかかるでしょう。それが今では、近鉄電車に乗ればOKです。初詣に行く習慣、昔からあるものだと思っていましたが、鉄道のおかげなんだ、と実感しました。




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