あらすじ
連作短編集となっている本作の主役はもちろん「交換日記」スマホの普及で電話・ラインなど電子的なやり取りが普通となっています。そんな時に「交換日記」を推奨する教師が現れました。「なんでこの時代に交換日記?」など冷たい視線・意見も出ますが、その教師は交換日記の効果を信頼しています。
連作短編集ですが、一つ一つの話に一捻りがあって面白いです。読み終わった先に待っているのは「感動」です。
一番センター駿太
最後の1話で全てが回収されますが、その最後の1話に行くまでに「ここからまだ〇話あるけど大丈夫??」と思うくらいの衝撃の出来事があります。
次に読む本
一番センター駿太
今のご時世、絶滅したと思われる「交換日記」がメインとなっている2冊。
そして、次に紹介する本も物語が途中で一気に様変わりするという点でおススメしたいです。
芸人交換日記~イエローハーツの物語~ 鈴木おさむ
あらすじ
売れないお笑いコンビ「イエローハーツ」結成して11年にもなるが全く結果を出せていない。コンビとして話し合うことを避けてきた二人も30歳。
何とかして変わりたいと思い、始めたのが「交換日記」
お互いの想いをぶつけ合う事で、夢が叶うと思っていた・・・
この本は交換日記を読んでいく展開で、初めは笑える要素が多くある。ですが、途中から一気に雰囲気が変わり「涙無しでは語れない」話に変貌を遂げる。
一番センター駿太
「芸人交換日記~イエローハーツの物語~」は2013年に出会っていますがその時から「生涯イチ」の作品です。
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