「水車小屋のネネ」(津村記久子)の次に読む本は

あらすじ

18歳と8歳の姉妹が、折り合いのよくない母の元を離れ、2人で生活を始めます。姉のアルバイト先には、ヨウムという種類の鳥の「ネネ」がいました。姉妹が実家を飛び出して、ネネと出会ってからの40年間を描いた優しくゆったりとした物語です。

あきぶどう

姉妹が暮らす町は、決して都会ではありません。少し田舎の地域で、優しくて穏やかな町の人たちと関わりながら生活をしていきます。最初は、打ち解けられない人もいますが、次第に打ち解けていくのです。
40年間もの長い期間を描いた小説ですが、大きな変化がある物語ではありません。ほっこり温かい物語です。読んでいて、心が軽くなるような気がしました。

次に読む本

「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」(ファン・ボルム)

ヒュナム洞(韓国)という場所にある小さなお店「ヒュナム洞書店へ」は、色々な人が集まります。女性店主を始め、ここに集まる人たちは、挫折やこの先の人生について悩みを抱えている人ばかり。悩みながら、それぞれが少しづつ変化していく物語です。

あきぶどう

「ヒュナム洞書店」では、専門のバリスタが、コーヒーを淹れてくれます。そして、定期的に読書会や作家を読んだイベントが開催されます。もちろん実在のお店ではありませんが、ヒュナム洞書店へ行きたくなりました。登場人物たちを取り囲む環境や悩みは、日本人と同じような悩みです。なので、共感しやすくて、自分の周りの同僚や友人のことを描いているのかとさえ思えました。

おススメポイント

あきぶどう

この2冊は、読了後に似たような余韻に浸れる小説です。
・どちらも2024年本屋大賞ノミネート作品である
・身の回りにいそうな主人公を始め登場人物に共感しやすい
どちらも長編小説です。読み終わるまでに時間がかかるので、その点は、ご注意ください。


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