「新装版 純喫茶とあまいもの:一度は訪れたい名店と、記憶に残るあのお店」著:難波 里奈の次に読む本は

あらすじ

東京都内近郊にある、数ある純喫茶の名店がなんとも食欲を掻き立てられるスイーツ写真とともに紹介されています。

著者は、純喫茶探訪の第一人者だという。

この春、進学や就職で地方から上京した慣れない土地で、新しいページをめくる、そんな方も多くいらっしゃるでしょう。

きっといまは新生活に、期待と不安、寂しさも入り混じる、そんな複雑な心境を抱えている方も少なくないはず。

私も数十年前、関東のど田舎からひとりで上京して、慣れない業務に毎日ヘトヘトでしたが、束の間の休日、ふらり訪れた西荻や吉祥寺の純喫茶で銀皿一杯のプリン・アラ・モードを頂いたときの幸せは今も、記憶に新しいです…。

目に映るすべての景色が新鮮な土地で、気ままに行きつけのカフェを開拓する。

そんな息抜き時間の先に、新たな巡り合わせやご縁の扉が開かれることがよくありました。

美味しいスイーツを焼きながら、明日の息抜き散歩のリストアップに、いかがでしょうか?^^

honno-akari

当時、休日の息抜きは、ふらっとジャズ喫茶をハシゴして心地よいジャズに浸りながら、好きな雑誌やエッセイをのんびり読む、そして時々うたた寝。

今思うと、そんな純喫茶がコンビニのように点在していた中央線沿いは贅沢な町だったと言えるかもしれないです・・・。

この春はまた懐かしき知人に会いに、第二の故郷にこの本を忍ばせて。ふらり巡ろうかと考えています。

枯葉の演奏をまた聴きたくなりました。

読んでくれていたら、嬉しいな。

眺めるだけで、プリン・ア・ラ・モードとメロンソーダが飲みたくなる、そんな癒しのお供にぴったりです。

本と珈琲と恋愛、そしてときめく洋服

がともにあればいいな♪

明日はどこに行こうか☆

次に読む本

続いてご紹介するのは、本著の洋服を取り扱うお店「コットンハウス・アヤ」さんの、上質で心地いい洋服の制作レシピと真似したくなるコーディネートデザインが楽しめるmaking bookです。

純喫茶めぐりに、ときめく洋服を纏えば、もうしあわせな1日のはじまりです♡*

木漏れ日が差す公園のベンチで、ぱらぱらとにっこりめくりたい一冊でしょうか。

「心地いい服 わたしのスタイル」著:小原洋子

もう、大好きとときめきの二文字です。

丁寧に紡がれた衣服に袖を通したときに感じる、背筋がスッと引き締まるあの幸福感。

優しい気持ちになれる美しい刺繍が魅力のアヤさんが作る服は、ナチュラルで飾らない中に、真の通った心地よさと静かな自信をくれる。

そんな服づくりから学べる気づきがたくさんありました。

安くてそれなりのデザインで、洗濯をがしがしできる、そんなコスパの良い量産型は溢れているけれど、そういうファストファッションを着ていても10年経つとしなびてくるし、愛着は薄れてしまう。

「少しお値段は張りつつも、汚さず大切に着よう。

そんな気持ちになれる、コットンハウスアヤさんの服は、長い目で一生ものであり1番コスパが良いし、何より着るほどに愛しくなれる。

そんな服づくりの姿勢を、わたしも見習い、働きに生かしていこう」

“働くほどに、紡ぐほどに愛しさが増す”

そんなセピア色のヴィンテージとして長く人の心を温めてくれるようなものづくり!参考にしたくなる一冊です。

honno-akari

"からだにときめきを纏う”

本著に描かれている洋服はどれも、心地よさと優しさ、そして上質な日常を与えてくれる気がします。

実際に何着か持っていて着たことがある、いち消費者として感じる素直な感想です。

明日、どんなときめきを纏う?

さくら色の季節に、心地よい服をなびかせて

本著とともに。

わたしは、いつか展示会に行きたいです。

おススメポイント

honno-akari

新天地、未知なる世界で、新生活・社会人をスタートさせる方々など新しいChapterのはじまりを迎える春に、日々纏うスタイルから新調させたい方も少なくないはず…ということで、桜の季節に感度を高めてくれる2冊を選んでみました。

束の間の休日に、とびきり大好きな洋服をなびかせて、喫茶探訪に繰り出す。

寂しさや困難を乗り越える小さな至福時間の完成です。

喫茶と洋服、そして恋愛がともにあったらいいなぁ♪

本記事が、読者のみなさん一人ひとりにとって毎日がときめきくきっかけとなれたら嬉しいです**




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