あらすじ
稼ぐ力とは?稼げない人とのスキルの違いや稼ぐ力をつけるために行うべき8つの方法・考え方について、著者の実体験を織り交ぜてわかりやすく解説されています。
著者の育った環境・経歴:
著者の厚切りジェイソンは、お笑い好きであれば、一度は見聞きしたこともあると思いますが「Why Japanese people!?」の一発ギャグで一躍世間を沸かせたお笑い芸人でもあります。
本著者の出身はアメリカのミシガン州で、のどかな田舎町で学生時代を過ごします。
親が教育熱心で、口うるさく勉強しなさいと口出しする家庭ではなく、学校でやるべきタスクを終わらせて、家ではのんびりし趣味や好きなことをするような学生だったそう。
そんな彼は、幼い頃から社長になりたい、お金持ちになりたいという成功志向の強い野心家でもあった。そこで、大学在学中のインターンシップでは、当時話題を集めていた大手検索エンジン会社を志望し、最終面接まで残るもあと一息のところで不採用となり、大きな挫折を味わいます。しかし、そこで気持ちを切り替え、プログラミングスキル一本で戦う代わりに、あえて、高品質なIT機器の製造業が多い日本を選び、自分にしかない二つの強みを掛け合わせて大成功を果たします。
本著書には、そうした彼なりのサクセスストーリーから得られた、稼ぐ力を手に入れる8つのメソッドについて紹介されています。いま、就活・転職活動に励んでいる方には参考にしたい考え方が見つかるのではないかと思います。
ビジネス書は、実践あるのみ!
ぜひ、自分に取り入れやすいものから活用してみてください^^
本著書から得られた参考になった気づきは、以下の二つです。
① ひとつの強みを磨き上げて、100%で勝負するのではなく、自分が持っているスキルA×B×C=100となるように、複数(掛け合わせるスキルは少ない方が良い)の自分が経験してきた歩みから得た独自の強みを足して、志望先の企業にとって代えの効かない存在を付加価値として、売り込むこと。全く関係ないような転職経験だったとしても、思わぬ場面で、その経験が企業の現場に生かせることが往々にしてあったなと、改めて実感しました。
わたしもこの機会に、自分自身の経験を振り返り、志望企業の品質向上に役立てる、自分の強みの組み合わせを考えてみたいと思います。
自分だけの経験を働きに活かせる場所で、学んできた知識や技術を活用する実践力を磨くこと。
これが一番の成長の近道だと、改めて思いました。
② すぐに理想の収入に至らなくても、長い目で夢に近づける成長環境であるならば、細く続けてみる。
ただ、安く雇いやりがい搾取をしてくる悪質な会社もあるため、その選別は不可欠ですが、自分の持つスキルを伸ばし広く活かすことと理想の対価をもらうこと
この二つのバランスを、叶えたいゴールに合わせて、天秤にかけてバランスを取ること。
この視点は、とても勉強になりました。
次に読む本
「1週間に1つずつ。毎日の暮らしが輝く52の習慣」著:ブレット・ブルーメンソール訳:手嶋由美子
一週間にひとつずつ、一年後に叶えたいときめく暮らし。
約一年かけて育てる52個の習慣が、確かなエビデンスとともに、効能と併せてわかりやすく紹介されています。
暮らしの中で大切にしたい習慣は人によりさまざま。ですが、自分を好きになり、誰かを心から愛せるゆとりは、がむしゃらな時には決して気づけない、ボーッとくつろぐ労りのひとときの隙間に隠れているのかもしれません。
この本に出逢い、書いてある52の習慣をひとつずつ試してみたら、三ヶ月後本当に暮らしが輝き始めた!なんかうまくいかない、やる気がわかない、そんな自分が嫌いな人生のどん底にいたとき、できる時にひとつずつ、実践してみたら、少しずつ暮らしが整い始めました。
『初めから全部やろうと高いハードルを設けず、スモールステップで休みつつ、行動してみる』
自分を変えたくなった時や縁の切れ目で暮らしをリセットしたくなった時、新生活のお暇時間を過ごす方の味方になってくれるはずです♬
1人でも多くの方に出逢ってほしいです!
ぜひ、本著とともに至福の隙間をつくり、愛しい新年のはじまりをお過ごしください*
本書籍に挙げられている理想の暮らしを叶える52の週間を、今日からすぐに実践して、短期間で輝く暮らしが送れることは、残念ながらハードルも雲の上のように高く、すぐには思い描く暮らしはめぐって来ないかもしれません。
わたしもこの本を読み始めた頃は、丁寧に淹れた挽きたての珈琲の香りに包まれた部屋で美味しいテラスブランチに焦がれていましたが、自分が納得のいく暮らしを叶えられるまで1年間以上もかかりました。
けれど直感に従い、その時に求めるページを開き、実践できたら、巻末の習慣リストに日付を加えていく。
仕事や寝る前のリラックス時間などシーン別にチャプターが分かれていることと確かなエビデンスを基にした効能も併せたコラムが寄せられていることが、行動に移せた本書籍の魅力です。
あらゆる論文や複数の参考文献が数多く記載されているので、とても信頼感があります。
結果は、何事も早く結びつけば、嬉しいですが、
いつかの面談である方に言われた言葉
「焦らず、ゆっくりでも細く長く、小さな喜びの種を蒔いて、積み重ねていく」
のように、小さな成功体験をコツコツ地道に積み上げていく。
ゆるやかな変化かもしれないけれど、年が変わり、振り返ると全て叶えることができた。
そんな実感を得られた一冊。
わたしにとって出逢えてよかったと思える大切な本です。
ぜひ、どしっとおおらかに構えて、素直な気持ちで、気になる習慣からトライしてみてください♪
忙しなくすぎる日々で、心のガソリンが切れかけた時、目に映った言葉が落ち着かない心に柔らかな風を吹かせてくれることでしょう。
あ、明日は海の見える場所でお弁当を持ってピクニックに行こうか。そんな気持ちになりました。
あなたが叶えたい暮らしはどんな暮らしですか?
おススメポイント
“いい仕事をするためには、よく休み、1日をしあわせに過ごすこと”
どの偉人や成功者を見ていても、やはり仕事だけに力を注ぎ、毎日を仕事に捧げている人は少なく、みんな自分の心地よい時間を大切にして、フラットに戻れる習慣を実践されているひとが多いと、メディアを見ていても感じます。
今回は1冊目に、稼ぐためのビジネス書を選びましたが、仕事への姿勢や働き方の選択について、行動に移すきっかけをもらえたあとは、自分が望む暮らしについて、小さな一歩を踏み出す後押しになれるような一冊で、奥行きのある毎日に変えてゆけたら・・・と思い選んでみました。
この記事を見つけて、ここまで読んでくださりありがとうございます。
人生の主役・舵を切るパイロットは読者の皆さん自身です。
2024年、コロナが落ち着いて初めて迎える一年のはじまり。
不正ニュースや心痛む悲しい事故や被害が後を絶ちませんが、しあわせはきっとすでに私たちのなかにあると信じて。
一人一人が輝く暮らしを送れますように。そんな祈りとともに、この2冊が、新しい年をいい方向へ導くきっかけとなれたなら幸いです。
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