16歳の遺書 櫻井千姫の次に読む本

あらすじ

ネタバレを含みます

城野絆は誰かとつるむ事もなく、いつも一人でスマホをいじっている。SNSに死にたい。なんで生きているかわからない。他人、学校が嫌い。など生きている希望を見出せなく日々過ごしている。

母親と二人暮らしでいつも喧嘩ばかり、母親にもそんなんだから学校で友達が出来ない、グズでトロいなど言われて家にも居場所が無い。毎日溜まったストレスを太ももをカッターで切っていた。腕では夏にバレてしまうから消去法で太ももになった。プールは毎回見学している。スクールカースト一軍の4人組グループでクラス1の美少女徳川郁は体育の授業でバスケだったが見学していた。喘息持ちらしい。絆も生理痛で見学していた。

バスケットボールが絆の頭に当たり、郁は大丈夫?と声を掛けた。絆は大丈夫と言いあたふたし、逃げ出すように保健室へ行く。教室からスマホを取り、再び保健室へ。そそてSNSにボールが当たってダサいと言われた消えたいとつぶやく。

郁がそのSNSを見てしまい、絆を気にかけている。絆が下校中に下駄箱に二つに折りたたまれたルーズリーフが、「あなたに話があります放課後、裏庭で待ってて」とそこには郁がいたSNSを特定し、死にたいとか消えたいとかなんで書くの?生きたくても生きられない人だっているんだよと言われる。それからしばらく経った日の下校途中に母親から電話があり、忘れ物をしたから届けに来て欲しいと届けて帰る途中、同じ制服の女子とその親が、郁だった。母親は泣いていた。郁は絆と二人で話がしたいと母親に言い、二人で話すことに、郁は生まれつき、心臓に奇形があり、幼稚園の頃に手術して治ったらしい。それだけではなく、小三で白血病になり、余命が半年と告げられていた。その後を絆に見られてしまった。クラスには黙っておいてと口止めされる。

裏庭の話になり、生きたくて生きられないのに自分から命を粗末にするなんて許せないと言われる。でも死にたいと思う理由は否定しないでダメな人間だとは思ってないと言われ絆は泣いてしまった。自分も周囲もダメだと自己批判を繰り返した挙句の死にたいという欲求の裏にはなにかあるのかわかってもらえた気がした。郁はノートを取り出し、ベタだけど死ぬ前にやりたい事ノートを絆に見せる。国内や海外に旅行したいけど半年じゃ無理だよねと。絆は思わずやろうよと言い、徳川さんはSNSを見てなんとかしなきゃと思った

私も同じでなんとかしたい。やりたい事ノートを出来る限り協力したいと。生きたい少女と死にたい少女が余命までに余命を隠し、やりたいことリストをするために様々な障害が。

この続きは本書を手に取り読んで頂けたらと思います。

読書家コウ
読書家コウ

自殺したいと思っていた絆は、郁の生きたいと願い強く生きる姿勢に絆の心が次第と変化していき、絆もまた強くなり、周囲の人間との関りが持てるようになるまでの過程が読んでいて面白かったです。新型コロナウィルスで学生達も苦境に立たされて、バイトが出来なかったり、遊びたい盛りなのにどこにも行けない。そんな悩める学生さん向けにおすすの本です。

次に読む本

余命10年 小坂 流加

ネタバレを含みます

高林茉莉は現在二十歳で、30歳以上生きた人間は居ないという難病に侵されている。つまり余命は10年しかないということだ。遺伝性の病気であり、祖母も同じ病気で亡くなっている。発作に襲われ、集中治療室と病棟を行ったり来たりの生活で21歳は朦朧とした意識の中だった。

22歳になりあらゆる治療を施したが完治せずに、安静にしていれば自宅療養出来るようになった。姉の桔梗は美人で気が利いて料理上手だ。いつも茉莉の事を世話してくれている。

退院して3ヵ月経ち、中学の同級生沙苗との電話を楽しみにしていた。早苗は美少女だが、純度100%のオタクで茉莉を秋葉原に連れていき、沙苗は秋葉の常連でコスプレイベントに茉莉を半ば強制的に連れていく。そこで沙苗はコスプレイヤーから尊敬されるほどのコスプレイヤーだった。茉莉は中学の時に絵が上手く。沙苗は将来茉莉と組んで漫画家になろうとしていた。しかし茉莉はオタクが嫌いだった。自分の中でオタクが嫌いと封じ込めていた感情がこのイベントをきっかけに茉莉はオタクの世界にどっぷりハマる。茉莉は手先が器用で家庭科の授業でワンピースが廊下に張り出されていた。沙苗の紹介で知り合った女性とアニメの話で盛り上がった。その女性の紹介もあり、同人誌を売ることに、イベントに3回出ると完売していた。茉莉はイベントの常連になりイラストサイトを開設した。オリジナルの漫画を描いてみない?と持ち掛けられ、漫画の世界に挑戦するようになる。

余命をカウントしながら漫画を描いてダメ出しされ、漫画も諦めようとするなか、姉の結婚を機に地元に帰り、小学生の同級生
と再会する。初恋は実らなかったが、思わぬ展開が諦めかけていた恋愛も加速する。

続きは本書を手に取り読んで頂けたら幸いです。

読書家コウ
読書家コウ

余命を気にしながら全て捨てなければならない運命は読んでてとても悲しい話でした。好きな事も病気で上手くやりたくても出来ない。恋愛も友人関係も絶たなければならないなど自分にはこの決断が出来ないと思いました。コスプレにハマって変わっていくところは諦めかけていた人生に希望の光が灯ったようでどう変わっていくのかどう終わりを迎えてしまうのか全く予想できず面白かったです。

作者の生きざまを感じるような作品に出会えました。ありがとうございました。

読書家コウ
読書家コウ

この2冊を選んだ理由は2つあります。

1 死という事に誰にでも訪れる事にフォーカスしているが死生観が全く違う事

2 前者は周りの人間から影響を受け変わっていくのに対して後者はあえて周りを遠ざける

置かれている立場が全く違うからそうならざるを得ないが死について考えさせられました。

以上2点からこの2冊を選定させていただきました。

この記事を書いた人

読書家コウ

私は会社員をしており、心理学、脳科学に基づくビジネス書、健康、筋トレ、転職、起業、資産形成などの本をよく読みます。本の紹介ブログもやっており、本を読み学ぶ事の楽しさを一人でも多く発信出来るようになりたいです。

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