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小説 映画 きみの瞳が問いかけている(時海 結以、登米 裕一)の次に読む本

あらすじ

「愛しているから、別れを選んだ」。 不慮の事故で両親と視力を失った柏木亜香里と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた篠崎塁。 自分を責め続け強い孤独感に苛まれていた2人が、偶然の出会いから惹かれあいやがて恋に落ちる。 家族もおらず、夢も失い、孤独と闇の中で無気力に生命活動をしていた塁だったが、亜香里との出会いから徐々に口数も増え、表情も柔和になり、「亜香里を支える」という強い覚悟を持つ。 また亜香里も、最初は塁を「年上のおじさん」と思っていたが、声のトーンや匂いで彼の人柄を類推し、「穏やかで誠実な人」と捉え好意を抱く。 偶然起こった勘違いから確かな幸せを見つけた2人は、この愛情を守ろうと穏やかな日常を過ごしていた。

だが、亜香里から視力を失うきっかけとなった事故のことを聞かされた塁は、自分だけが知る真相を悟り、亜香里との別れを選択する。 塁が悟った事故の真相とは?一度離れ離れになった2人が選んだ未来とは? 一度見ればもう一度見返したくなる、韓国ドラマ「ただ君だけ」を原作にした恋愛映画の決定版!

次に読む本

君の膵臓をたべたい(住野よる)

「本当に死ぬの?」「死ぬよ」。

図書委員を務める高校生・「ぼく」が出会ったのは、膵臓の病気を患い余命宣告を受けた少女・山内桜良。 図書室で桜良の闘病日記である共病文庫を見つけた「ぼく」は、桜良と一緒に過ごす中で自信を取り戻していく。 桜良の言葉に感化と刺激を受けた「ぼく」は、桜良の脆さを知り強烈に惹かれていく。 また桜良も、天真爛漫でクラスの人気者だったが、あまりにも残酷な運命を悟り、「ぼく」へ弱みをさらけ出していく。 互いの想いを確かめ合った2人は、余命宣告を忘れるかのように残された日々を全速力で駆け抜けていた。 だが、余命宣告のタイムリミットが迫ったある日、桜良にとんでもない悲劇が降りかかり…。 そのことを知った「ぼく」は、彼女にメールで「君の膵臓を食べたい」とメッセージを送る。

タイトルのインパクトに惹かれ読み進めると、この名付けのきっかけを痛感する。 高校生の「ぼく」が味わった最初で最高の初恋。 結末を知れば号泣&二度読み必死!

光薫

「悲劇の恋愛」が共通項です。 「ロミオとジュリエット」のような結末で、読了後の胸には強烈な痛みと朗らかな温かみ。 「ひたすら恋の魔法に取りつかれたい」という方にお勧めの2冊です。

この記事を書いた人

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光薫

1997年6月1日生まれの23歳。 性自認はアセクシュアル。 読書好きを活かし書評ライターを志す。 5歳から習っていた書道を活かし、代筆の仕事もやっている。 「書くことで、生きていく」をスローガンとする傍ら、医療翻訳者になるため勉強中。 阪南大学 国際コミュニケーション学部 卒業 語学と心理学を専攻。 英検2級、TOEIC705点、仏検4級 独学で中国語も勉強中。

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