あらすじ
キャシーはヘールシャムという施設で、多くの子供達とともに育った。その施設はただの学校、養護施設などではなく、あるコトをするために育てられる場所だった。キャシーは施設内で疑問を抱きながらも成長していくーー。子供達の運命に胸が締め付けられる。
松波慶次
明るいけれど、暗く、元気だけど、悲しい。読後感はなんとも言えない気持ちになります。辛いけれど、読んでおきたい名作です。
十二人の死にたい子どもたち(冲方丁)
ある廃病院に12人の子どもたちが集まった。彼らの目的は、安楽死。お互いの素性を知らぬまま死に向かおうとするが、そこにはいるばすのない13人目の死体があった。その死体は誰なのか?なぜここにあるのか?安楽死を選択する前に、謎を解明していく子供達の運命とは?
松波慶次
″子供達の運命″という繋がりで選びました。どちらも多くの子供達が登場し、辛い運命を辿ったり、現況に苦しんだりしています。子供達の悩みや葛藤をご覧ください。
ネタバレ
松波慶次
この順番にした理由は、暗いだけで終わらず、救いのある話を読んで少しでも明るい気持ちになれればと思ったからです。『わたしを離さないで』は晴れない気持ちを抱いたまま読み終わることになります。しかし、『十二人の死にたい子どもたち』は″生きる″という選択を子どもたちがとるため、救いがあります。
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