「吾輩は猫である」(著者:夏目漱石)の次に読む本

あらすじ

言わずと知れた名作です。特に「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」という出だしの一文は、あまりにも有名。読んだことはなくても最初の一文だけ知っているという方も多いと思います。 主人公は「吾輩」は猫です。ご主人様は中学校の英語教師をしている珍野苦沙弥で、吾輩は毎日周囲の人間関係を観察しています。 ちなみに主人公のモデルは、著者が37歳の時に飼っていた黒猫です。猫を飼っている話ではなく、猫目線の小説を書いたところがさすが文豪ですね。

次に読む本

「ノラや」(著者:内田百閒)

夏目漱石の門下生である内田百閒も、実は猫に関する作品を執筆しています。猫を愛する作家は多くいますが、この著者の猫好きは相当なもの。ノラは著者が溺愛していた猫ですが、なんとある日を境にしてノラの行方がわからなくなってしまいます。 「ノラや」は著者が猫に呼びかける際のセリフです。ノラの行方不明に、作者は大慌て。チラシを二万枚刷ってあたりにばらまき、外国の方用に英字のチラシまで用意します。おいおいと泣いて落ち込む著者の姿は、読んでいてかなり悲痛です。猫を飼っている方こそ、その辛さが理解できると思います。

待野初夏
待野初夏

夏目漱石、そして夏目漱石の門下生である内田百閒が書いた全く違う形の「猫」に関する作品になります。 猫について書かれた作品は数多くありますが、関係がある著者二人でもここまで違う内容なのはちょっと面白いですよね。「吾輩は猫である」は長期休暇の課題などで多くの学生が読む作品。この著者も猫を可愛がっていたんだと思うと、なんだか親近感がわいてきます。




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