置かれた場所で咲きなさい (渡辺和子)の次に読む本

あらすじ

ノートルダム清心学園理事長でシスターの著者が語る、いのちの使い方。

順風満帆な人生はない。かといって、置かれた場所でひたすら耐えて枯れたり、逃げようともがいたりするのでもない。試練は喜んで受け入れ、根を下に下に張りながら明るく前向きに自分自身を育て、いつか花を咲かそう、というメッセージには元気をもらえる。

また、他人のために丁寧に生きることは大切だが、他人は100%信じるのではなく、98%信じて2%は過ち・裏切りを想定して許すためにとっておく、というユニークな考え方も。

次に読む本

植物はなぜ動かないのか (稲垣栄洋)

植物に「なぜ動かないのか」と聞いたら、「動物はなぜわざわざ動くのか」と聞き返されるかもしれない。

  • 働き者の蜂に、花粉を運んでもらうよう進化した花
  • 踏まれることで、種子を撒き散らして繁殖する雑草
  • 光合成を工夫し、貴重な水分を節約するサボテン
  • ライバルの少ない春に咲き、夏は眠る日本タンポポ

植物の強さとは、環境を選び、受け入れ、戦い、オンリーワンになること。「置かれた場所」で健気にしたたかに生き抜く植物たちの、巧みな戦略や構造、進化が興味深い。

人生を花に例えるのは、歌にもたくさんありますが、花(植物)が実際にどう生きているのかを知ることで、より具体的な学びが得られます。日本人は昔から、外国人と比べて、紋章や模様に、動物よりも植物を採用している傾向があり、植物のしたたかさ・しなやかさにシンパシーを感じやすい民族なのかもしれません。




この記事を応援する


Stripeで決済します。カード番号を入力してください。


コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


「自動計算」へのリンク