「そうか、もう君はいないのか」(著者:城山三郎)の次に読む本

あらすじ

経済小説というジャンルで第一線を走り続けた作家、城山三郎。彼が最後に書いていた文章は、愛する妻との思い出の日々でした。 この本では、妻との出逢いから別れまでが詳細に綴られています。ちなみに初めて出会った時の妻の第一印象は、天から妖精が落ちてきた感じとのこと。

待野初夏
待野初夏

著者がいかに奥さんにぞっこんだったかのがわかります。愛する人に恋をした時の気持ち、愛する人と添い遂げて暮らすことの幸せと大切さが伝わってくる手記となっています。

次に読む本

「僕と妻の1778の物語」(著者:眉村卓)

SF作家として知られる眉村卓も、愛妻家でした。ガンの宣告を受けた妻を落ち込ませたくないと思った彼は、作家らしい方法で妻を喜ばせようとします。それは一日1つ妻に短編をプレゼントすることでした。 著書はこの短編を書く際にいくつかのルールを設けています。原稿用紙3枚以上の量で、病人の読者を想定した題材であること。そして固有名詞は使わないようにし、どこかで日常とつながっている作品をプロとしての高い水準で書こうとしたのです。その物語の数は1778話にもなりました。

待野初夏
待野初夏

最後の妻に向けた一言は号泣必須。愛で始まり愛で終わる物語です。

待野初夏
待野初夏

どちらの本も「有名作家の愛妻っぷり」を描いた作品です。物書きのプロとして活躍していた二人の愛情あふれた文章を読むことができます。プライベートに踏み込んだ内容も数多く、いつも読んでいる作品とのギャップに驚いた人も多いかもしれません。愛する人のために書かれた文章はどこまでも美しく、愛する人を想う優しさであふれています。

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