あらすじ
AI、ビックデータ、ロボット、自動化。これらが進化していく未来、私たちの仕事や働く意味はどう変化していくか。
最新の現実として、これらがスーパー、自動運転、医療、農業等にどこまで応用されているか、グーグル、アマゾン、ウーバー等はどう取り組んでいるかを紹介。既に、AIに機械学習させるために人間が画像データに丸印を書きこんでいく単調作業に従事していたり、人間がAIによって働きぶりを指示・評価されていたりするという。
一方で、AIには難しいこともあり、これを理解することで、私たち人間が使いこなしていく方法や人間らしく働いていく道筋が見えてくる。
次に読む本
AIに勝てるのは哲学だけだ (小川仁志)
哲学者の著者は、AI時代に求められる人間の能力は「考える力」哲学的思考法だと主張する。
AIの弱点:
- 常識がわからない
- 計算しかできない
- 経験がない
- 意志がない
- 意味がわからない
- 身体がない
- 本能がない
- 感情がない
- 柔軟性がない
- 曖昧さがわからない
これに勝つため、古くて新しい学問である哲学に基づき、自分自身で物事の本質を考えて表現する力を身につける、12の勉強法と10の思考法を紹介。
犬
AI、ビックデータ、ロボット、自動化。これらが進化することで、便利になるといった楽観論と、人間の仕事が奪われるといった悲観論があります。これらの現状、強みと弱みを理解することで、人間らしく働いて生きるとはどういうことか考えて対処することができます。
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