踊る町工場

踊る町工場 (能作克治)の次に読む本

あらすじ

銅器が伝統産業の富山県高岡にある町工場・能作は、ユニークな錫の「曲がる器」をヒットさせ、 年間12万人が工場見学に訪れている。

「勉強しないとあのおじさんみたいになるよ」。バブル期の鋳物職人時代、工場見学に来た親子に言われたことがきっかけで、職人の地位・名誉を高めるため、伝統産業に新風を吹き込んだ。

今や、職人の匠の技を五感で学べる工場見学は、自社のモチベーションアップや人材確保だけではなく、「産業観光」という形で地域活性化にも貢献している。

次に読む本

走れ! ダンボルギーニ (今野英樹)

製紙が地場産業の宮城県石巻にある今野梱包が製作した、段ボールでできた実寸大のランボルギーニ・「ダンボルギーニ」が復興のシンボルとして輝いている。

「被災地にあるうちの作品が日本中を元気にする」「若者が流出していく地元に夢や面白いことを生み出す」をモットーに、遊び心をもちつつもアートとしてではなく、本業の梱包材加工技術の習得・実用化に還元している。

ダンボルギーニの他、ガンダム、恐竜、スターウォーズ、巨大野球盤などの作品の写真も多数掲載されていて、眺めているだけでも楽しい。

地場産業の地元愛、ものづくり、地域活性化がテーマです。優れた技術と遊び心をもって、地域に根ざしたユニークな取り組みを展開し、地元の若者だけでなく日本中から注目を集めて、地域全体を元気にしています。


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