十字架のカルテ(知念実希人)の次に読む本

あらすじ

弓削凛(主人公)が、精神鑑定医として成長していく物語を、短編連作ミステリー形式で綴る。精神鑑定が必要な被告人ということで、重苦しい題材が多いが、読みやすい。また鑑定の仕組みなどもわかりやすく説明されている。

mizuno
水野

精神鑑定医は、法廷で証言することも必要で、とても大変な職業だな、と思わされました。

冷静な精神科医の影山先生と、情熱に走りがちな凛との対比。凛が突っ走ってトラブルを起こす、という展開はありがちだが、最後は上手くまとまる。

次に読む本

mizuno
水野

刑法39条を深く掘り下げた本を取り上げます。(2009年に発行された本なので、現在の実情とは異なるかもしれません。)

精神障害者をどう裁くか(岩波明)

精神障害者と犯罪の関連を検証した本。

精神障害者の犯罪率自体は低いが、殺人や放火など重大な犯罪では精神障害者の割合が高い。

刑法39条(心神喪失者を刑事処罰しない)について、どのような経緯で作られ、現在も残っているのか、という検証も興味深い。また刑法39条の運用面での現状の課題も取り上げられている。

mizuno
水野

刑法40条(聾唖者)が削除された経緯が、すごく驚きでした。そして、「無意識のうちに上から目線になっていた」自分の傲慢さに気づかされました。




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