ザ・ヘイト・ユー・ギブ(アンジー・トーマス)の次に読む本

mizuno
水野

事件の背景にある、貧困層の黒人、人種の問題が凄く衝撃的でした。

あらすじ

黒人の女子高生スター・カーターは、低所得層の黒人が多く暮らしているガーデンハイツでで暮らしている。しかし学校は裕福な白人が多い学校に通っている。学校での自分は自分ではないみたい、とも。

ある晩、近所のパーティに参加する。パーティの途中で銃声が聞こえる。スターは、友人のカリルの車で帰宅する。その途中、カリルは白人の警官に呼び止められた。カリルは車を降りる。カリルが車内のスターを気づかう素振りを、警官は銃を取ろうとしていると誤解し、カリルを射殺する。

カリルを射殺した警官はお咎め無し。一方で、カリルは、ドラッグの売人をしていた、など批判された。

スターははじめ、証言者として表に出るのをためらった。カリルについて話すことは、白人・黒人の対立だけでなく、ドラッグ売人の親分から睨まれることにもなる。

しかし、友人の名誉のため、スターは事実を語る決意をする。

次に読む本

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水野

人種差別、という繋がりで選びました。

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(ブレイディみかこ)

アイルランド人の父、日本人の母、その息子。学校生活を中心に、様々な社会問題を取り上げ、考える本。

人種の問題。差別する意図はなかったであろう発言でも、受け手にとってはキツく聞こえてしまうこともある。中国のひとりっこ政策も、中国人に向けて発言したら修羅場だっただろう。(書籍では、日本人に向けて発言されたので、そこまで深刻にはならなかった。)

学校間の格差。上位校は幸せかと思いきや、授業についていけない生徒を見捨てて優秀な生徒に向けた授業になっている。

スポーツでも、コーチが付けられるか、水泳プール等専用の競技場で練習する機会があるか、などで、親の経済力の差が如実に反映される。

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水野

英国での人種問題、格差問題を取り上げたエッセイです。さらっと読めますが、考えさせられる問題が多いです。

この記事を書いた人

水野 史土

年100冊読む読書家。本屋大賞のようなエンタメ系文芸を好む。テッド・チャンの影響で最近はSF作品が多め。

本業はホームページ運用支援で、実績は月70万PV。著書は「WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。第3版」他。