あらすじ
俗世間から隠居して小さな庵で生活した著者の記録。
前半は平安時代末期の天災・戦争などが、詳細に記述されている。後半は長明が自身の人生を振り返り、煩悩を振り切ろうとする姿を描く。
次に読む本
四畳半神話大系(森見登美彦)
水野
方丈(1丈四方)と、四畳半とは面積が近い、ということで選んでみました。(→畳のサイズの計算)
私(主人公)と、腐れ縁の友人小津、1学年後輩の明石さんなどの大学生活を描いた物語。主人公は下鴨のアパートで四畳半の部屋に住んでいる。
短編4話が収録されており、ストーリーは異なるものの、小津に振り回される展開はほぼ同じ、という不思議なお話。
水野
鴨長明は、下鴨神社(賀茂御祖神社)の禰宜の家系だったらしいです。「下鴨」という点でも四畳半神話大系と共通点がありますね。
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