あらすじ
画家のアリシアは、夫を銃で殺す。至近距離から顔に五発も撃ち込んでいた。事件の後、アリシアは、アルケスティスと名付けた自画像を描いたほかは、一切沈黙している。
心理療法士のセオは、アリシアの収容されている施設に転職する。アリシアの親戚や弁護士等も訪ねるなど、施設外でも行動する。
セオには妻キャシーがいるが、どうもキャシーは浮気しているらしい。セオは妻の尾行も行う。
セオの行動、アリシアの日記、様々なピースが組み合わさり、事件の真相が明らかになっていく。
次に読む本
十角館の殺人(綾辻行人)
ミステリー研究会の合宿で無人島の角島へ行ったメンバーたち。以前殺人事件が起きた島である。
島では殺人事件が起きる。島のメンバーは順に殺されていく。
一方、本土では、島の(昔の)殺人事件を調べる動きがある。
島、本土、と場面が交代しながら物語が進んでいく。
水野
「サイコセラピスト」も「十角館の殺人」も読みやすいので、普段はミステリーを読まない人にもオススメできます。
ネタバレ注意(2冊とも読んでからご覧ください。)
水野
バラバラだったピースが、ある一文で一つになる。
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