『投資信託業界歴30年の父親が娘とその夫に伝える資産形成の本音の話』(今福 啓之)の次に読む本は

あらすじ

投資信託の運用会社に勤める筆者が詳しく解説。

父親が20代の娘2人とそれぞれの夫に対して伝えるという形式で書かれており、「将来のための資産作り」として資産運用の考え方と関連する知識について詳しく解説。

新NISAとの付き合い方など、これから投資を始める人が気になる内容も盛り込まれている。

シャイボ

実際に資産運用を始めるにあたって、目標金額・積立期間・投資先ファンドの選び方などについて、投資未経験者でも積立投資が始められるよう分かりやすく書かれており親近感が持てる。

投資初心者に対して分かりやすく書かれている一方で、投資信託のチューニングとしてインデックスファンドだけでなく、アクティブファンドを一部組み入れる方法なども盛り込まれており、投資経験者でも非常に参考になる情報が多く読み応えのある内容だった。

次に読む本

『経済評論家の父から息子への手紙: お金と人生と幸せについて』(山崎 元)

「お金の増やし方」だけでなく、資本主義経済における働き方・稼ぎ方について鋭い視点で書かれた本。

年功序列を前提とした「これまでの働き方」ではなく、株式を報酬に取り込む「新しい働き方」について解説。

また、自分自身の稼ぐ力を「人的資本」と捉え、年齢ごとのキャリアの考え方についても書かれており、これから独り立ちする子供を持つ親にとって参考になる本である。

シャイボ

「投資信託業界歴30年の父親が娘とその夫に伝える資産形成の本音の話」と同じく、親が子供に語り掛けるという形式で書かれている投資本だが、こちらは投資だけでなく資本主義経済での働き方について考えさせる内容となっている。

著者は、「アクティブファンドは不要」という主張であり、「投資信託業界歴30年の父親が娘とその夫に伝える資産形成の本音の話」とは違う意見。物事を深く理解/考えるために両方の考え方に触れることはとても大切なので、両方読んでみることをオススメしたい。

おススメポイント

シャイボ

どちらも親が子供に語り掛ける形式で書かれた投資本ではあるが、重複した内容はほとんどなく、どちらの内容も自分自身の子供にぜひ伝えたい情報が多く含まれていると感じた。




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