あらすじ
本書では、3つの世代(1945年生まれ、1971年生まれ、1998年生まれ)の人間それぞれを例に、どのようにライフスタイルを描くべきかをわかりやすく示してくれています。上の世代のライフスタイルはもう下の世代の人間が同じように享受できるわけではない、ということもわかります。例がわかりやすいので、とても面白く読めます。
次に読む本
チーズはどこへ消えた?(スペンサー・ジョンソン)
『LIFE SHIFT』を読んでみると、新たな挑戦がキーワードとなってくることは間違いありません。しかし、人間誰しも「新たなことへ挑戦する」ことに恐怖や苦手意識を持ちます。それは「ホメオスタシス」という人間の特性上、自然なことです。
本書の中にも暗喩として、「何か大きな成果(チーズ)を得るためには、その恐怖に打ち勝つための大きな一歩を踏み出さなければならない。むしろ、恐怖を感じているということは、まさに挑戦している証拠である。」というメッセージが隠れています。
この本を読むと、現状維持でいい、という発想こそが実はリスクであるということにも気づかされ、読み終えたときには「行動しなければ!」と、純粋に自己啓発されます。かなりお勧めの図書です。
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