あらすじ
時代は平成11年。総大三校の高校三年生、中村昴はアメフト部へ所属している。しかし、総大三校は万年二回戦止まり。強豪の遼西学園にあっけなく敗れてしまう。でも、またグラウンドに戻りたい思いと自分のこれからの進路に頭を悩ませる。

「何者かになりたい」とほとんどの人は思っていると思う。つまり、何も成すことが出来ず、そのまま腐っていくのは嫌だという心境のことだ。
主人公の中村昴もアメフトで格上に負け引退し、その後の自分はどうすればいいのか悩んでいる。ここからどう這い上がっていくのか。アメフトのように泥に塗れながらも、必死で相手に食らいついていく。主人公のガッツがヒシヒシと伝わってくる。
次に読む本
宙わたる教室(伊与原 新)
舞台は東京にある都立高校。その定時制に集まった様々な年齢、事情を持つ生徒たち。彼らはある教師を中心に「科学部」を結成。小さな科学実験はやがて火星のクレーターの再現という実験を始める。真夜中の教室で前代未聞の実験に挑む。

悩みがない人はいないと私は思う。周りから見たら順調と思える人生を送っている人でさえ、本人しかわからない心の内が絶対ある。
この本の定時制に通う生徒たちもそうだ。皆それぞれ他人には言いずらい悩みを抱えて、学校に来ている。その生徒たちに対し、先生は言う。「この学校には何だってある」と。その言葉に動かされるように、一人また一人と自分の未来へ歩を進めていく。その姿はとても興奮した。
おススメポイント

どちらも人生において挫折を経験した人物が登場する。どちらとも自力で挫折から這い上がったわけではない。周りの教師、部活の仲間に支えられてこそである。しかし、それはスムーズにいくわけでもなく、正しい道かもわからない。そのように次の一歩を踏み出すのが怖くなってしまった人たちに向けて、この2冊の本をすすめたい。
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