「東京ハイダウェイ」(古内一絵)の次に読む本は

あらすじ

「パラダイスゲートウェイ」という通販会社と関係のある人が主人公の短編小説集です。大都会の東京で生活する人たちが、自分だけの隠れ場所で、過去を振り返り、未来へ向かっていく小説です。主人公の年齢・男女が均等にバラバラになっていて、どの世代の方でも読みやすくなっています。

全編を通じて、とても優しい物語です。テーマは「東京・仕事・隠れ場所」の3拍子。隠れ場所は「癒やし場所」と置き換えることができます。生きるのに少し不器用な人たちが、隠れ場所で、少し元気になっていく様子が思い浮かびます。年齢・性別がバラバラの主人公たち。共感できる主人公が、どの人にも1人はいるはずです。

次に読む本

「ショートケーキ。」(坂木司)

「某大手チェーン店のショートケーキ」と関連のある人たちが主人公の短編小説集です。ケーキがテーマなので、主人公は女性ばかりと思ってしまうのですが、男性が主人公の物語もあります。つらい話や悲しい話が全くなく、安心して読める小説です。

全編を通じて、ショートケーキのように、ほっこりした優しい物語です。日常に疲れたり、嫌になったりしている人たちが、ケーキに癒やされる物語です。ショートケーキは、思い出がある方も多いのではないでしょうか。自分の思い出と重ね合わせて読めます。頭にショートケーキが思い浮かぶので、食べたくなってしまうかもしれません。

おススメポイント

この2冊は、同じような特徴があります。
・1つの会社・某大手チェーン店のショートケーキを軸にした短編小説集
・主人公が癒やされたり、元気になっていく
会社・ケーキという身近なものが共通テーマであり、2冊とも、どんな人にも読みやすいはずです。




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