『使える!予習と復習の勉強法――自主学習の心理学』篠ヶ谷圭太(著)の次に読む本は

あらすじ

 認知心理学の研究者である著者は、「学習」と「情報処理」に焦点を当てた研究を行っています。この本では、学校勉強における予習・復習の重要性とその活用方法について解説しています。

・知識を身につけることの重要性
・「学び方」の工夫の重要性
・動機づけに関する考察
・日々の勉強方法の提案
・実践的な予習・復習のポイント

 このように、「学ぶこと」の意義に立ち返り、知識の獲得が深い思考を促進することを解説しています。また、認知心理学の分野である「情報処理」や教育心理学の分野から、「学習意欲を高める方法」などの先行研究も紹介されています。

この本は授業の理解度を向上させるために、実際に効果的な勉強法と予習・復習の活用について学べる一冊です。

りお

 勉強方法は自己流で身につけた人も多く、効率の良い学び方を知らない人も少なくありません。私は学生の頃、授業前に英単語の暗記や数学の問題を何度も解くなどして予習・復習していました。学生時代の勉強方法が学びの中でどのように生かされているのか、改めて考えることができました。

 先行研究の事例をもとに、実際にエビデンスのある予習・復習の意義を学ぶことができます。

 本書は家庭学習をする学生を対象にしていますが、紹介されている様々な学習方法は社会人になっても実践できるものばかりです。また、授業を教える側の教師や保護者の方も一読し、学生たちに向き合うために押さえておくべき内容です。

 私も現在では本を通して独学で学ぶことが多くなりました。未知の分野は理解が難しいことも多いので、予習・復習を効率的に活用して理解を深めていきたいです。

次に読む本

『モチベーションの心理学 「やる気」と「意欲」のメカニズム』鹿毛雅治(著)

 モチベーション心理学の入門書で、代表的なモチベーション理論を解説しています。「やる気」と「意欲」といった身近な心理現象の理解を深めることができます。

・モチベーションとは何か
・簡略的なモチベーションの研究史
・各モチベーション理論の整理と解説

 モチベーションとは、人が行動を始め、継続し、方向づけられ、中止するプロセスのことを指します。
特定の行動のプロセスを理解するモチベーション研究から、やる気や意欲について掘り下げています。
目標説、自信説、成長説、環境説など、代表的なモチベーション理論が概略的に学べる入門書です。

りお

 一般的に「やる気=努力」と理解されています。実際には好きなことであっても、やる気と行動がいつでも結びつくとは限りません。
多くの人が「やる気がでない」という悩みを抱えていることでしょう。

 私自身も目標を立てていても、やる気が出ずに作業を後回しにした経験があります。
自分のモチベーションの根源はどこにあるのかを理解し、目標を達成するために継続した行動を引き出すことが効果的です。

 人のモチベーションがどのように生じ、影響を受け変化し、行動が終わるのかといった意欲と関わるメカニズムの一端を知ることができました。
モチベーションは思っていたよりも複雑な理論であり、個人差が大きく、多様性を認めなければなりません。

 自分の目標を達成するための環境の土台作りから始めてみることにします。

おススメポイント

りお

『使える!予習と復習の勉強法――自主学習の心理学』では、効率的かつ効果的な勉強法を学びました。その成果をさらに高めるためには、モチベーションを維持し向上させることが重要です。目標を達成するためには、継続した取り組みが必要です。そのためには自己をコントロールし、目標に向かうためのメカニズムを理解する必要があります。

『使える!予習と復習の勉強法――自主学習の心理学』でも3章で動機づけについて少し解説されています。勉強や仕事、趣味などにおける「やる気」や「意欲」は、物事を継続させるために不可欠です。好きなことであっても続けるためには、モチベーションが作業の仕上がりや効率に影響します。

効率的な勉強法を学んだ後は、心理学のモチベーション理論を学んで、目標達成を目指しましょう。


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