あらすじ
話す力とコミニュケーション力は似ているが全く違う。本書で言うコミニュケーション力は『相手と心を通わせること』
つまり話し方がいくら上手くても相手と心を通わせることはできない。そこで本書では、コミニュケーション力に焦点をあてて、表情、話し方、聞き方を学べる一冊となっている。
話しをするのは得意!だけど周りに人が集まらない。
そんな人っていますよね。
それはなぜかというと『相手と心を通わせることができていないから』
話すのが苦手な人、気づくと会話が一方通行になっているそんな人に役に立つ。
ビジネスにも、プライベートにも役に立つコミュニケーション術を勉強できます。
コミュニケーションは、常に相手が主役でなければならない。ついつい自分本位な話をしてしまっては一方通行の話になり、相手の本心を掴むことはできない。相手が話し始めたのに、気付いたら自分の話に変わっていた。このような経験は誰にでもある。
では会話のブレーキをかけるためには、どうすれば良いか、それは『聞く力』を磨くことで解決する。
聞く力を磨くためには、『相手にもっと興味を持つこと』が大事。興味を持つと質問が変わる。リアクションが変わる。そして相手に興味を持つと、相手の態度も変わる。
だから「聞く力」=「コミュニケーション術」と言える。
『コミュニケーション術』を学ぶことで、精神的支柱ができる。それは、自分の周りに心を通わせる話ができる人達(コミュニティ)を作ることで孤独ではなくなる。
現代の人の繋がりは、どこか希薄なところがある。いざとなった時に、周りにコミュニティが作れてなかったということに気付いてからでは遅い。
本書で学べることは、ただの話術ではない。コミュニケーションを通して、信頼関係の作り方が学べる一冊になっている。
次に読む本
頭のいい人が話す前に考えていること 著者 安達 裕哉
『あの人は頭が切れるよね!』そんな人の特徴ってなんだろう?実は、頭の良い、悪いは自分ではなく、相手が決めること。だから相手への態度や言動で相手が感じる頭が良いという印象は変わる。
本書で紹介されているのは、頭のいい人が話す前に考える7つの黄金法則(マインド)一気に頭がよくなる5つの思考法(フォーム)このマインドとフォームを手に入れて、周囲の人から『頭がいい人』という評価を得られる一冊になっています。
本書で紹介されている法則のうちの最も役に立った法則を一つ紹介します。
それは、『考えが浅いと思われてしまう特徴は3つ』
・根拠が薄い
・言葉の意味をよく考えていない
・成り立ちを知らない
話す前にこの3つの法則について、抑えているかを考えて話す必要がある。
自分が話し始めて、相手にどうしてそう思うの?と問われた時に
『○○だから!』と根拠をはっきり言える話になっているか?
言葉の使い方、意味をよく知らずに使っていないか?
そもそもの成り立ちを理解しているか?それはなぜなのか?
これは、話し始める前はもちろん、文章を書く、人に伝える際には必ず守りたいルール。頭が良いというのは、説得力のある話し方と通じる。
そして頭が良いと思われると信頼されやすい。仕事が任されやすい。頼られやすい。
反対に頭が悪いと感じられると、言うまでもないがデメリットばかりとなる。
話す前に、この書籍で紹介されている法則で考えるだけで、相手に信頼されるコミニュケーションが学べる。
おススメポイント
「話す」「聞く」という力は、相手とのコミュニケーションで大事なこと、超コミュ力では、話し方や聞き方を使ってコミュニケーションを勉強できると同時に、コミュニケーションがなぜ大事かを勉強することができる。
ただ、その前に相手と話す前に、頭の中で考えを整理をする力が重要だということに、「頭の良い人が話す前に考えていること」を読んで気付かされました。ついつい考えずに突っ走って話してしまう人は、ここを考えてから話すだけで変わるというポイントが整理できる。
一度頭の中で整理するポイントが解れば、コミュニケーションを取ることに自信がつく。
話すのも聞くのも、どちらも相手の目線で考えていることが解る2冊。
「つまり主役は相手だ!」
ココを理解することがコミュニケーションが上手くなる第一歩かもしれない。
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