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世界は贈与でできている 資本主義の「すきま」を埋める倫理学(近内 悠太)の次に読む本は

あらすじ

仕事のやりがい、生きる意味、大切な人とのつながり―金銭的な価値に還元できない「贈与」という原理について、考察した本です。なぜ親は孫を欲しがるのか、送っていない人から来た年賀状を受け取った時のモヤモヤ、サンタクロースの無名性など、身近な事例を使いながら「贈与」の正体に迫ります。

藤 侑
藤 侑

生きる意味や家族関係の悩みが、本書を通して「贈与」の理解を深めることで、すーっと整理されていきました。資本主義的な「交換」原理だけでは煮詰まっていた問題が、クリアになっていく様は感動的です。

次に読む本

ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~(影山知明)

東京・西国分寺にあるカフェ「クルミドコーヒー」を、元コンサルティング会社勤務の筆者が、どのようにして経済と幸せの両立を目指しながら運営したかを書いた作品です。お金だけを考えていると失われがちな、金銭換算しにくい価値に着目し、それを損なわないよう、サービス設計をしていく様子が具体的に描かれています。

藤 侑
藤 侑

クーポン情報に踊らされ疲弊気味だった自分にとって、「金銭換算しにくい価値」という概念は目から鱗でした。お得に商品・サービスの利用することに拘り過ぎていた自分の訓戒になった一冊です。

おススメポイント

藤 侑
藤 侑

この2冊は両方とも、「贈与」に言及しています。前者では「贈与」という概念の理解に、後者は「贈与」の仕組みを踏まえ、実際にどう自分のビジネスに活かしたのか、という具体的な方法が分かります。「贈与」なんて、自分の仕事や生活には関係ない、と思っている方にこそ、勧めたい書籍です。

この記事を書いた人

藤 侑

藤 侑

小説からビジネス書まで、ジャンルを問わずに読みます。小説・随筆の一言一句を追う読み方も、ビジネス本・自己啓発書の情報をすくい取る読み方も、どちらも好きです。

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