今夜、世界からこの恋が消えても(一条 岬)の次に読む本は、今夜、世界からこの涙が消えても(一条 岬)

あらすじ

僕の人生は無色透明だった。日野真織と出会うまでは――。 クラスメイトに流されるまま、彼女に仕掛けた嘘の告白。しかし彼女は、3つの条件で受け入れる。
1.放課後になるまでは話しかけないこと 
2.連絡のやり取りはできるだけ簡潔にすること 
3.私のことを本気で好きにならないこと

この告白から始まった偽りの恋。やがてそれが偽りとは言えなくなったころ――僕は知る。 「病気なんだ私。前向性健忘って言って、夜眠ると忘れちゃうの。一日にあったこと、全部」。日ごと記憶を失う彼女と、一日限りの恋を積み重ねていく日々。しかしそれは突然終わりを告げる。僕と彼女の関係は…。

BONSAI
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本を閉じたときに出たものは、涙でした。本のタイトルである「今夜、世界からこの恋が消えても」という意味は、彼女の病気が原因だと思っていましたが、さらに続きがありました。皆さんの予想の斜め上をいく物語の結末なので、感動なしでは読むことはできないと思います。私のおすすめの読み方は、本のタイトルである「今夜、世界からこの恋が消えても」という言葉を、登場人物のそれぞれの立場から考えることです。ぜひ、涙活したい方は読んでください。

次に読む本

今夜、世界からこの涙が消えても(一条 岬)

あの日行き場の失った“もう一つの切ない恋”  僕こと成瀬透の大学生活は平凡だった。綿矢先輩と出会うまでは。 「先輩って大恋愛とかしたことなさそうですよね」 「君が知らないだけだよ」。 そんな会話から始まった勢い任せの告白。しかし、先輩は1つの条件で受けいれる。“私を本気で好きにならないこと“ そうして始まった儚い恋。そして僕は知る。綿矢先輩が抱える忘れられない恋心のことを。時折見せる悲しい表情のわけとは。前作の「今夜、世界からこの恋が消えても」の綿矢を主人公にしたスピンオフ作品

BONSAI
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前作の「今夜、世界からこの恋が消えても」で大活躍した綿矢泉の秘密がわかる一冊です。ただ1人で過去の記憶と向き合う主人公に感動しました。2年以上も友人を支え、してはいけない恋し、葛藤しながらも笑顔でいる彼女は本当に強い女性だと思いました。そんな彼女に恋する、もう1人の主人公こと成瀬透の思いにも感動しました。恋をしている、したい方に読んでほしいです。

BONSAI
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この2つの本はに共通するテーマは「実らない恋」です。初めに紹介した本では、記憶を蓄積できない女性が日記を通して、恋をしていきます。次に紹介した本では、友人の恋人に恋をしてしまった女性が過去の恋を乗り越えて、次の恋をしていきます。2人との同じ男性に恋をしています。そして、2人とも悲しみを乗り越えていきます。2022年に映画化もされる感動的な作品になっていますので、ぜひセットで読んでみてください。2人の恋に涙を流しましょう


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