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スマホを落としただけなのに 志賀晃の次に読む本は

あらすじ

麻美の彼氏である富田がタクシーでスマホを落としたことで、すべては始まった。
スマホを拾ったのは、待ち受け画面に映っていた麻美に好意を抱いた狡猾なハッカーだった。
電話の主が「富田誠ではないのか?」と聞いたことがきっかけで、男は自分のデバイスで富田のFacebookを見つけ、スマホのロックを解除する。それと同時期に女性の変死体が次々と発見され、その魔の手は麻美にも迫り・・・。
スマホを落としただけで、麻美の個人情報や写真、日記までが全て晒されてしまった。SNS時代だからこそ気を付けたい衝撃の「スマホミステリー」、開幕!

光薫
光薫

スマホを落としただけでここまで事件が大きくなるとは思いもせず、背筋が震えていました。

自分ももしかしたら巻き込まれる可能性があると強く感じ、よりセキュリティやパスワードの管理を徹底しようと思いました。

スマホを落とすのは命を危険にさらす行為であることが、今の時代です。

次に読む本

彼女のスマホがつながらない 志賀晃

女子大生ながら奨学金の返済で苦しみ、バイト漬けの毎日を送っていた沙希。
しかし、友人の里香が薦めた男性と食事やデートをして金銭をもらう合理的行為「パパ活」の存在を知り、関係を持った男たちと生活を共にしていく。また世間では新型コロナウイルスの影響で大学生や飲食店の貧困の現実が続々と報じられる中、編集部の記者である新垣友映(あらがき・ともえ)は、雑誌の特集としてパパ活を記事にしようと動いていた。そんな中、里香が何者かに絞殺された遺体として発見され、事件は加速していく。警察は沙希の友人やサークルの先輩、パパ活の相手に徹底的に聞き込みを開始するが・・・。「女子大生」と「パパ活」という現代の若者が嵌りやすい社会問題を生々しく描いた、志賀晃の衝撃的次回作!

光薫
光薫

 パパ活は、いいかえれば「売春」ですが、警察が動かない瀬戸際で女子大学生がお金の苦しさから脱却しようと必死に闘っているのを目の当たりにしました。でも、楽して手に入れたお金はたいして値打ちはありません。苦労して汗を流して得た報酬こそ、やっと価値が見いだせるのです。だれでも、いつでも繋がれる現代だからこそ気を付けたい「悪魔のささやき」には、決して誘われないことが大事です。たった一度の行為で人生を破滅させることもあるのだと、強く実感しました。

光薫
光薫

「スマホ現代」だからこそ、読んでほしい2冊です。

常にスマホをチェックし、時には落とすだけでここまで堕ちてしまうのが現代のリスクです。

あなたはセキュリティを侮っていませんか?パスワードの管理は大丈夫ですか?

自分の身を守るためにも、この2冊で万が一の事態を考えておきましょう。

この記事を書いた人

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光薫

1997年6月1日生まれの23歳。 性自認はアセクシュアル。 読書好きを活かし書評ライターを志す。 5歳から習っていた書道を活かし、代筆の仕事もやっている。 「書くことで、生きていく」をスローガンとする傍ら、医療翻訳者になるため勉強中。 阪南大学 国際コミュニケーション学部 卒業 語学と心理学を専攻。 英検2級、TOEIC705点、仏検4級 独学で中国語も勉強中。

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