貯金すらまともにできていませんがこの先ずっとお金に困らない方法を教えてください!/大河内薫/若林杏樹の次に読む本

あらすじ

「お金に困りたくない」と思っている人が多いのに、日本ではお金に関する教育は一切行われていない。
そんな現状を変えるべく、「お金の教育を義務教育に」を目指して日々活動をしている著者であり税理士の大河内薫さんが、この先ずっとお金に困らない方法を網羅的に解説している。
本書では、老後2,000万問題には個人差がある点や、貯金だけではお金が減る理由、投資の重要性といった理論的な話だけでなく、具体的な証券口座選びなど本書を読んだ読者が具体的に行動を起こし、実践できる内容になっている。
お金に関する漠然とした不安を抱えている人の「漠然とした」部分を明確にし、「次に何をすれば良いか」をマンガを用いて分かりやすく、具体的に教えてくれるお金の入門書としてピッタリの1冊である。

ついんず
ついんず

本書は「分かりやすく・読みやすく、実践的」。

マンガで出てくる「お金に困りたくない」という漠然とした不安を抱えている主人公を自分に重ね合わせて読む事ができるので、老後2000万円問題や投資の重要性について、自分事として捉える事ができる。

年を重ねていくにつれ、必要な時に必要なお金を準備できない状況に直面し、「お金の事をもっと早く勉強しておけば良かった」と後悔する人は多い。

そうならない為にも本書に書かれている内容は、転ばぬ先の杖として最低限知っておくべき内容ばかりで、特に社会人になりたての20代、結婚・出産・住居購入などの環境変化が起こる30代には必読の1冊である。

ただ、本書はお金の入門書としての色合いが強い為、投資や資産運用については他の書籍で学ぶ必要がある。

次に読む本

2030年すべてが「加速」する世界に備えよ/ピーター・ディアマンス&スティーブン・コトラー

著者は「あと10年で世界は激変する」と明言している。
本書では、ブロックチェーン・AI・DX・3Dプリンタ・空飛ぶ車など、革新的な技術の融合がどのような地殻変動を起こしているのか、将来の生活にどんな影響を及ぼすのか、全体像を掴む事ができる。
絵空事や妄想ではなく科学的根拠に基づき、買い物・広告・教育・エンタメなど、今ある生活の当たり前が劇的に変化する可能性がある理由や背景が具体的に描かれており、現実的に起こり得る可能性の高い未来予測ができる1冊である。

ついんず
ついんず

本書を読むと、日々の生活からは想像もできないような未来や変化を目の当たりにする事ができる。

しかも、本書に記載されている内容が妄想や絵空事ではなく、近い将来、現実的に起こり得る可能性が高いというから驚きを隠せない。

GAFAMなど、破壊的イノベーションを起こし、人々の生活を根本から変えている事実がある事からも説得力がある1冊となっている。

読み物としても飽きさせない内容になっているだけでなく、次に来る分野やその業界のリーダー企業の把握ができるので、投資や資産運用の観点からも参考になる点が多い有益な1冊である。

ついんず
ついんず

お金に困らない為には、お金を運用して増やす事の重要性は『貯金すらまともにできていませんがこの先ずっとお金に困らない方法を教えてください!』で理解ができる。

ただ、実際に資産運用を始めると、少額の資産では時間を味方につけない限り資産を大きく増やせない事に気づく。

大きく資産を増やすために欠かせない視点が「これから流行る分野に資産を投下する」こと。

「どんな未来が来るのか」、1歩先を予測し一足早く投資できる人が最終的に大きな資産を構築し、お金に困らない生活を手に入れる事ができる。

未来予測というフィルターを通して、資産運用の成功確率を高める為の情報を掴めるのが『2030年すべてが「加速」する世界に備えよ』である。




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