100年後も読まれる名作(8) 小公女セーラ フランシス・ホジソン・バーネット 久美 沙織 の次に読む本は

あらすじ

時代は19世紀末。インドで資産家の父親と何不自由のない生活をしていた7歳の少女セーラは寄宿学校に入るためロンドンに引っ越してきました。特別待遇で迎えられますが、突然、父親の事業の失敗と死の便りが届きます。セーラは一転、屋根裏部屋に移され、朝から晩まで働かされます。飢えと疲れからやせ細っていきますが、人への優しさを忘れず、誇り高く生きていきます。そして、ある出会いが少女の運命を変えます。

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それまでちやほやされていたのに、急にひどい扱いをされるセーラ。着飾る物はなくなっても、想像力を使って誇り高く生きていきます。飢えで自分の健康も保てないに、外でもっと惨めな子を見つけると、その子に自分のパンのほとんどをあげてしまいます。まだ子供なのに、その忍耐力と高潔さはどこから…?内面の強さに驚き、自分が同じ立場だったら同じ様にはふるまえないと思いました。

次に読む本

ああ無情 ビクトル・ユゴー作 菊池章一作


19世紀はじめのフランス、ジャンバルジャンの一生を描いた物語です。貧しさの中、姉の子供に食べさせるパンを盗んだ罪で、ジャンバルジャンは19年もの間牢屋にいれられます。その後、改心し市長となり、市民の為に働き富と名声を得、不幸な女性の幼い娘コゼットを育てあげます。そのコゼットは青年マリウスと出会い、恋におちます。不安定な政情のなか、ジャンバルジャンを追うジャヴェール警部、ジャンバルジャンを罠にはめようとするテナルディエ、ジャンバルジャンを疑い、最後に誤解だったと気づくマリウス。彼をとりまく様々な人との間に繰り広げられる物語です。

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ジャンバルジャンは、貧しさゆえ、パンを盗むなど罪をおかしますが、その後改心し、また豊かさも手に入れます。

お金を手に入れても、人に追われ、孤独なジャンバルジャン。本当の幸せとはどういう事なんだろうかと考えさせられました。

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どちらの物語も19世紀のヨーロッパ。貧富の差が激しく、暗い時代です。セーラもジャンバルジャンも、生きていくためのパンも手に入れられないほどのどん底を味わいますが、優しさを忘れず、運を引き寄せ、貧しさから抜け出します。貧しさからの脱却、そして、その先の幸せとは?自分の存在を認めて、受け入れてくれる人がいれば、人は心の平穏を手に入れられるのではないかと感じました。

この記事を書いた人

Mars

ミステリー、家族小説、歴史小説、ビジネス書など幅広い本を読みます。
小学生の親でもあり、子供とたくさんの本を楽しんでいます。

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