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旅のラゴス(筒井康隆)の次に読む本

あらすじ

高度な文明を失った代償として、人々が超能力を獲得した世界。男ラゴスは、とある目的を持って旅を続けますが、旅の途中で様々な人や事件に遭遇し、集団転移、壁抜け、奴隷になるなどの不思議な体験をします。現実と非現実が上手く溶け込み、人間の一生と文明の消長が描かれたSF要素満載の長編旅行記です。

みなぞう

読後、きっと世界を旅したくなります。在宅勤務が続き、外に出る機会が減っている今だからこそ読みたくなる本ですね。最も好きなシーンは、ラゴスが「先祖が残した書物を読み漁る」ところ。ここの描写、ラゴスが本当に楽しそうに本を読むんです。読書好きの方は「その気持ち分かる~」と共感してもらえると思うので、是非注目して読んでいただきたいです。

次に読む本

みなぞう

『旅のラゴス』で出てくる、「転移」「飛行」「読心術」「壁抜け」といったSFチックな言葉は、すぐにある長編大作を連想させました。『ハリーポッターシリーズ』です。「超能力」と「魔法」という言葉の違いはありますが、設定や雰囲気は非常に近いものがあります。特に、シリーズ最新刊である『ハリー・ポッターと死の秘宝』は上下2巻で読み応え抜群。姿現し(『旅のラゴス』でいう転移)など、2つの作品の多くの共通項を見出すことが出来るでしょう。

ハリー・ポッターと死の秘宝(J.K.ローリング)

魔法省を乗っ取り、世界を支配し始めているヴォルデモートを討伐するため、17歳になったハリーは「分霊箱」を破壊しようと、ロンやハーマイオニーとともに旅に出ます。ハリーとヴォルデモートの最後の戦いの行方はどういう結末を迎えるのか。様々な伏線が一気に回収される怒涛の展開が続き、ついに壮大な魔法の物語が完結します。

みなぞう

『ハリーポッターと賢者の石』で、ハリーポッターシリーズを読むのをやめた人はもったいないです。シリーズ最新作では、ハリーも可愛い子供の魔法使いではなく、世界を運命を握る立派な魔法使いへと成長しているので、話のテイストもガラッと変わっていますよ。紹介した『旅のラゴス』と『ハリー・ポッターと死の秘宝』の両作品は、「死への旅立ち」が1つのテーマとなっており、主人公と一緒に人生を冒険している感覚になる点も魅力的です。さあ、本を読んで日常生活から1歩踏み出し、旅に出ましょう。

この記事を書いた人

みなぞう

みなぞう

妻と2歳の男の子の3人で暮らしているアラサーです。本業(通信会社の営業)をしながら、先日雑記ブログを始めました。自他ともに認める多趣味で、成長や変化に敏感です。本は小さい頃から大好きで、ジャンルの守備範囲は広め。最近は小説や教育系のビジネス書を主に読んでいます。

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