論語と算盤 (渋沢栄一)の次に読む本

あらすじ

480以上の会社を設立した「日本実業界の父」が経営哲学を記した名著。実業は、国の豊かさ・力強さをなす根源である。そのためには、道徳と経済の調和が重要であり、道徳を基盤として正しく手に入れた利益でないと長続きしない。

道徳を身につけるうえで手本となるのが、孔子の『論語』。誠実や礼儀といった精神を養い、人格を高め、社会全体の利益を意識しながら仕事に向き合うことが大事。

次に読む本

学問のすゝめ (福沢諭吉)

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の冒頭が有名な名著。身分は平等だが、学問によって地位や貧富の差がつく。学問とは、実生活の役に立つ実学のことであり、知識や見聞を広め、物事の道理を理解することが大切である。

国民としての権利と義務を意識して、実学を勉強しよう。自由独立の気風を高め、文明の安定・繁栄の力となろう。独立国家としての日本の国際的地位を築き上げよう。

新旧「1万円札の顔」つながりです。というだけでなく、実業家や教育者として、新しい独立国家・日本を憂い、発展させていこうとする熱量が伝わります。「1万円札の顔」に選ばれるだけあって、世界が変化し日本が弱体化している今こそ、我々日本人が立ち返るべき原点を示した2冊です。




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